野菜が育つのに必要とする栄養素の主なものは、チッソ、リン酸、カリウムで、それにマグネシウムやカルシウムが土の中に補給されていると野菜が欲しがる肥料があると言えますね。
野菜はタイプ別で必要とする肥料、野菜が欲しがる肥料が違います。
チッソは全ての野菜が必要としています。
葉を育てて収穫する葉菜類はチッソ分が多い油かすが良いですね。
種まきの2週間くらい前に油かすを土に混ぜておくと良いと言われます。
また米ぬかはチッソ分が少ないものの植物が必要とするチッソ、リン酸、カリウムなどのバランスがよくマグネシウムなどもしっかり含んでいるし、油かすより直前の1週間前に施せるので時間がないときは米ぬかを使って野菜の土作りの準備ができると良いですね。
家庭菜園では、米ぬかや油かすは元肥に使って、追肥には発酵鶏糞を使うと効きが早く効果が長続きするので使い分けが大事ですね。
鶏糞は効き目も強いのでいいです。
Sponsored Link
果菜類の実を収穫する野菜に肥料を与えるときは、リン酸を多く含む肥料を使うと良いと効果があらわれやすいです。
米ぬかや油かすといいですね。
ブランドして使うというのがバランス良いと思います。
有機肥料をうまく組み合わせて使うことが大事だと思います。
根菜類はカリウムを与えると良く育ちます。
米ぬかや油かすでもカリウムはしっかり補給できますが、草木灰もカリウムをしっかり補給できるものとされています。
肥料過多を防ぎ野菜を丈夫に育てようと思うと元肥は割り肥と呼ばれる野菜から離れたところに肥料を埋めておく方法が良いとされます。
そうすれば肥料を求めて根をグングンと野菜が伸ばすので結果的に近くにおいておくより元気に育つわけです。
根がしっかり元気に育たないと、葉や茎も元気にならないものです。
なので追肥でも同じで、根の先の方を狙って追肥していくのが良いとされるので、茎の根元ではなく葉が広がっている外側くらいにまくのがいいとされて、野菜の成長とともに追肥の場所は外へと広げていくのが良いとされます。
なので家庭菜園では野菜と野菜の間付近に追肥などしていくのが正解だと言えます。
肥料過多は逆に野菜などを弱らせるので、少しずつ様子を見ながら施していくのが大事と言えます。
仮成肥料は即効性がありますが、油かすや米ぬか、発酵鶏糞などの有機質肥料は微生物にゆっくり分解されてから野菜が吸収していきます。
なので肥料の効果がでるのにタイムラグがでるので早めの準備が必要です。
効きが強い即効性のある化成肥料は与えすぎると野菜を弱らせたり、土にダメージを与えたりするので、家庭菜園では有機質肥料をうまく使うことで微生物の力をかりて難なく楽しむことができるので、油かす、米ぬか、発酵鶏糞、手作り堆肥などで有機栽培で家庭菜園をたのしめると良いですね。
土作りが野菜作りとも言えます。
Sponsored Link