前田彩里選手は今回エントリーしている選手の中でもキャリアが長い選手の一人と言えます。
過去には世界陸上の代表にも選ばれ、前回のMGCのチケットも獲得した数少ない選手の一人でしたが、前回は怪我で出場すら叶いませんでした。
女性選手には常にキャリアの転機にもなる結婚・出産という過程を経ても、マラソンを走りたい、オリンピックに行くんだという想いは持ち続け、選手としてのキャリアを諦めませんでした。
2度目のMGCでは、出産からの復帰で数少ないチャンスを確実にものするあたりが前田彩里選手が走るのが好きで、想いが強く、その中でもトップ選手であることを証明したと言えます。
アスリートにとって結婚や出産と、選手として高みを目指し続けることは常に課題になると思います。
女性活躍社会とか、ダイバーシティ(多用性)などが注目される中で、ダイハツという会社は寛容みたいですし、女性監督の山中美和子監督のもとマラソンやハーフなどでも次々にトップ選手を出しているチームだけに前田彩里選手がママさんランナーとして活躍できる場をもてているのかなと感じます。
トップアスリートが長く現役を続けれる環境が今後整っていくはずでしょうが、その中で前田彩里選手が現代の女性アスリートの先駆者となる姿をみせてくれるのではないかと思います。
年齢を重ねるごとに体力的には厳しくなる部分を、家族やまわりの支えや本人の努力や、経験や心の余裕からくるプラスの部分を積み重ねることで、トップ選手でありつづける姿をいろんな人に届けてもらいたいですね。
非常に走るのが好きな前田彩里選手。
走りたいを好成績に繋げて欲しいですね。
怪我なく笑顔でスタートラインへ。
前田彩里選手の素敵な走りを応援します。
通称MGCこと、マラソングランドチャンピオンシップの2回目が2023年10月15日に行われます。
注目選手をとりあげています。
日本のトップ選手が多く集まるMGCを楽しみにしています。
日本のトップ選手がこれだけ集まる大会は他にないので、応援する側も面白いですし、選手も楽しみな舞台と言えますね。
オフィシャルデータ プロフィール
名前
前田 彩里
生年月日 1991年 11月 7日
出身地(都道府県) 熊本県
出身校 (最終) 佛教大学
所属
ダイハツ陸上競技部
画像など引用させていただきました
引用元
https://www.daihatsu-trackandfield.jp/
ダイハツ陸上競技部|DAIHATSU TRACK & FIELD HP
から写真を引用させてもらっています。
引用元
日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations
JAAF 日本陸上競技連盟公式サイト HPから写真を引用させてもらっています。
主なハーフ・フルマラソン結果
23年 大阪国際女子マラソン2023 6位 2時間25分24秒
19年 名古屋ウィメンズマラソン2019 10位 2時間25分25秒
18年 北海道マラソン2018 2位 2時間30分56秒
18年 名古屋ウィメンズマラソン2018 15位 2時間30分54秒
17年 Newport Liberty ハーフマラソン 優勝 1時間12分48秒
15年 世界陸上競技選手権大会2015(北京)13位 2時間31分46秒
15年 仙台国際ハーフマラソン大会 優勝 1時間10分24秒
15年 名古屋ウィメンズマラソン2015 3位 2時間22分48秒 マラソンベスト
14年 大阪国際女子マラソン2014 3位 2時間26分46秒