ブログをはじめて何年か経って思うこと。
はじめたころに毎日このくらいアクセスがあると嬉しいなとか思っていたアクセスが獲得できてきたかといえば、非常に厳しいのが現実でした。
もっと簡単に500とか1000とかのアクセスがとれると考えていたのに実際はそこに届くのはなかなか簡単なことではないと感じました。
なのでブログをはじめたとき、今のX(Twitter)をはじめました。
ブログはストック型に対して、X(Twitter)はフロー型で互いの相性は良いのでブログなどをX(Twitter)などに乗せて発信すればアクセス数は各段にあがって目標値にも届くようになりました。
ただX(Twitter)はフロー型なので瞬間風速は強いけど、発信し続けないといけないので、ブログ中心で発信したいのに、X(Twitter)中心での発信に時間をとられました。
X(Twitter)のフォロワー数も一時は3000をこえるまでになりましたが、X(Twitter)のフォロワー数を増やすために、時間をかけて質の良い情報を発信することに時間を費やし、ブログなどに費やす時間を削られ本末転倒になっているのではないかと感じるようになりました。
実際にX(Twitter)には頻繁に発信しても、ブログ自体は1ヶ月に4~5記事程度かそれ以下という時期もありました。
それでもアクセス数はそれなりに獲得できているからと感じていたけど、結局ブログの記事の評価ではないっていうのに違和感を感じながら続けていました。
ブログを書くペースが落ちてマイペースに記事を発信していた中で、全く書かなくなった時期があって、ブログやめようかなという気持ちになったときもありましたが、書きたいことを書くっていうのを意識して再び書き始めたとき、やっぱりブログの発信っていうのは楽しいって感じるようになりました。
それから自分なりにブログとX(Twitter)との向き合い方を変える試行錯誤がはじまりました。
なんのためにX(Twitter)を使っているのかと考えたとき、ブログの付属ではじめたものだったというのに気付きました。
フロー型メディアのX(Twitter)などはいくら熱量を入れて限られた文字に意識を向けても、その発信は瞬間風速的なもので、基本検索などで引っかかってくるものではないので読み返されたり検索されることすらないものです。
それに対し、ブログはストック型メディアなので、検索されて過去の記事でも何度でも引っかかります。
その時々で熱量をかけて書いた記事が、何年の時を経ても検索され、読み返されている。
そういう発信をしたいっていうのがブログをはじめたときの想いだったので、やっぱりブログで発信したいというのが強くなり、X(Twitter)はやめても良いかなくらいの気持ちになりました。
それ以降ほとんど発信することもなくなりました。
2~3年もその状態にすればフォロワー数も1000近く減ってしまいましたが、あまり気になるものではありません。
そしてブログ改革にも取り組んでいきました。
①熱量を持って書ける記事で、好きなもののマイナーでもオンリーワンな記事を出す
書きたい記事を書いていこうというのには変わりません。
書きたい記事こそ熱量を持って書いていける。
だから楽しいんです。
楽しくないと続きません。
またその記事が読まれてないと熱量をかけて書いたものが埋もれてしまいます。
熱量をかけて書いたものでも読まれなくなる記事というのはあります。
自分の記事のように雑記ブログで、特化ブログとは違うものは、いくら熱量があっても競合が多くいる分野だと消えてしまいます。
例えば、5万のアクセスが期待できるところに、100人のブロガーがいると単純計算なら500PVですが、100人のブロガーがいるようなところはそこで特化して猛者たちもわんさかいて、そのうちのトップ数人が大きくアクセスされていてあとは良くて10PV程度、一桁なんておそらくザラだと思います。
それよりは100アクセスほどしか期待できないところでも、そこにブロガーが4.5人なら上位に入ることは可能です。もしくは何もしなくっても上位になってしまうことだってあります。
雑記ブログなら、メジャーのトップは狙うことは難しいので、あえてマイナーのオンリーワンを狙うのが大事だなと感じます。
そんな感じで、株や経済は好きで熱量はあるけど、その熱量を持って書いた記事がどれだけの人に読まれるかを考えると、熱量は落ちてしまいます。
なので好きで色々と書けることはいくらでも出てくる株などの記事もやめることにしました。
ブロガーにとって自分が一生懸命調べたり、考えたり、構成して書いた記事が繰り返し読まれることが嬉しいという感情に繋がります。
時間を費やして書いた記事が誰にも検索されることなく埋もれていってしまうことが非常に悲しいことだと感じます。
②誰だかわからないが、その情報が必要としている需要に対してヒットするように発信する
はてなブログをしているとはてなの良さを感じます。
他のブロガーさんと交流を感じることができます。
やはりみてもらえるというのが励みになります。
ただそこに甘えていると、はてなのブロガーさんに向けての記事になってしまいます。
はてなの読者などに対しての発信を狙えば、はてなのアクセスは確実に増えると思います。
ただはてなでヒットする記事が、SEOで検索される需要とは異なります。
身近なはてなの読者を意識した記事になると、不特定多数の需要を得る記事にはなりません。
なので、自分が書きたい記事で、SEOによって検索されて流入するような記事を書くっていうのが大事になります。
自分のブログなんかは雑記ブログなので記事を書いて反応をみることができます。
そこは特記ブログよりは気楽で、需要を探りながら、自分の書きたいことや熱量と、そこに需要があるのか、反応があるのかを探しながら書くようになりました。
不特定多数の誰かに向けた記事は、やはり繰り返しアクセスが獲得できる記事もあります。
また忘れたころにすごいアクセスが入ってくるような記事もあったりと、やはりストック型メディアのブログっていうのは記事が掘り起こされるのが面白いし、嬉しいことだと思います。
③SEOで検索された流入の方が自分のペースで好きなことを発信できる。
①とか②とかのことを意識しながらSEOが強くなっていくと何も書かないときでもアクセスが同じくらいあります。
逆に書いた日にアクセスが増えるということもないです。
X(Twitter)などのフロー型メディアも使わないので、X(Twitter)などのフォロワーやそこに費やす時間もないです。
書いたそのときにアクセスが増えるということを意識することもないので、自分のタイミングで自分のペースでは発信することができます。
なので気分的な余裕が得られるっていうのは良いです。
長く続けていくのに必要な要素は楽しみながら、負担やストレスがないっていうのが続く要素です。
①~③のことを意識してブログを書くようになってからは、今までより楽になりました。
そしてPV数もまだまだ満足いく部類ではないですが、明らかに平均PV数は増えてきています。
これから意識していくことは、SEOの検索流入によって1日1アクセスでも2アクセスでも得れる記事を増やしていくことです。
1日5アクセスが得れる記事が100あればそれだけで500PVです。
雑記ブログではそういう記事の積み重ねが安定的なPV数の獲得に繋がります。
ここ最近で検索流入が全体の95%まであがってきました。
つまりほとんどのPVがSEOの検索流入と言えます。
以前は70%をこえているくらいで満足していた時期がありましたが、やはり今の方がPV数など増えて嬉しく思っています。
スマニュー砲とかに載るような記事も過去には何度かあって、その時は1万PV以上1日で跳ね上がりますが、どういう記事がそういうのに載るのかもいまいちわかってないです。
なので狙って載っている人はすごいと思います。
一過性のPVの増加を狙うのに意識するよりも、SEOによる安定した検索流入によって日々安定してアクセスされるようなブログを目指して、コツコツと自分の書きたい記事を発信していくことを大事にこれからも積み重ねていこうと思っています。