藤田菜七子騎手はG1騎乗に必要な条件をクリアしていた
藤田菜七子騎手がG1騎乗に必要な通算31勝以上を昨年に達成していました。
騎乗に必要な条件を達成をしていても騎乗依頼というものがない限り、G1レースに騎乗することができません。
達成してからも半年以上になりますが、その期間騎乗依頼が舞い込んでくることはありませんでした。
女性初のG1騎乗っていうのは注目されていましたが、なかなか実現しなかったのも競馬は実力の世界で、厳しい世界であるので、それが現実でした。
いつ騎乗依頼がかかるのかというのは、競馬ファンならずとも注目されていたところだったとおもいます。
藤田菜七子騎手に騎乗依頼がきた
そんな藤田菜七子騎手についにG1初騎乗のチャンスが到来しました。
その馬というのが、コパノキッキングという馬です。
コパノキッキングは2019年1月27日に行われた、ダート1400mの根岸ステークス・G3を快勝した馬です。
藤田菜七子騎手がG1初騎乗で出走が予想されているレースはフェブラリーSです。
フェブラリーSはダートの1600mで東京競馬場で行われます。
その前哨戦の同じ東京競馬場で行われたG3のダート1400mの根岸ステークスを勝ったコパノキッキングへの騎乗依頼がきたのですから、初騎乗にして、G1勝利が狙えるチャンスが舞い込んできました。
コパノキッキングはカペラステークスG3も勝利しており、根岸ステークス勝利で、
G3を連勝になりました。
現在4連勝中となっています。
さらに9戦して7勝2着1回と非常に期待できる馬です。
全てダートのレースを走っており、1400m以下のダートを主戦場としてきました。
コパノキッキングもはじめての1600mでのレースとなります。
あがり3ハロンで34秒台の脚をつかって差し込んで勝つレースが続いています。
藤田菜七子騎手も昨年くらいから、差しての競馬も、最後の追いも上手くなってきています。
ポテンシャルのある馬でのG1初騎乗というのは、いきなりのG1勝利のチャンスもあります。
非常に楽しみな馬での初のG1騎乗。
話題だけでなく、勝利も期待できそうです。
どういう結果になるのか、2月17日の東京競馬場でのレースを楽しみにしたいと思います。