何かするとき意識するか意識しないかというのが大きな違いになっていきます。
スポーツなどでも身体の動かし方や筋肉の動かし方などを意識したら向上するのを感じることができたというのに気づいた人もいると思います。
運動をするというのはハードな運動になると少し難しいと感じる部分もありますが、運動の準備などとしてストレッチなどをすることは基本でもあり、ストレッチ自体は誰でもできるものだと思います。
ストレッチとは意識して筋肉を伸ばす運動です。
関節のしまりや筋肉のかたさが身体の柔軟性を決めていきます。
年齢に関係なく意識してストレッチをすれば必ず柔軟性はアップするものです。
身体のかたいやわらかいは個人差はあってもやり続ければ確実に柔軟性はあがっていくものなのであきらめることが一番良くないです。
やれば確実にプラスになっていくものですから、ストレッチというものは続けていけたら良いなと感じます。
ストレッチには静止した状態でゆっくり筋肉を伸ばす静的ストレッチと、はずみをつけて筋肉を伸ばす動的ストレッチがあります。
筋肉は伸ばしたり縮めたりすることで刺激を受けると筋芽細胞が活性化されて、それがくっついて筋繊維になっていくのと同時に、筋肉を伸ばしたり縮めたりするストレッチなどの運動で眠っている線維芽細胞が活性化されて老化した筋肉が若返り筋肉の質をあげていきます。
年を取ると関節がつまったり、筋肉が衰えたりして足腰や筋肉が衰えて足があがらなくなったりしてつまづいたりしてケガをしやすくなるし、年を感じてしまうものだと思います。
ストレッチによって刺激などをあたえ、活性化させて血管や関節が若返ることに繋がるので、皮膚も若返り顔や身体のしわやたるみの予防や改善に繋がるようです。
ストレッチすることで筋肉が刺激されて線維芽細胞などが活性化することで、血管内の糖をドンドン処理してくれることが血管の糖化が原因となる心筋梗塞や脳卒中や動脈硬化などの糖尿病や高血糖の予防などにも繋がると言われています。
筋肉を伸ばしたり縮めたりすることで筋肉がポンプの役割を果たして血液やリンパの流れがよくなることで、冷え性や肩こりなどやむくみなどの予防・改善にも繋がります。
ストレッチはゆっくりと息を吐きながら筋肉を伸ばすことを意識すればいいので、筋肉を伸ばしたり縮めたりすることは気持ちのいいことです。
気持ち良いと感じれることなのでそれらの効果もなんとなく実感できるとも思います。
自律神経という言葉は聞くと思いますが、交感神経と副交感神経とで成り立っていますが、心身を緊張状態・興奮状態にもっていく交感神経と反対の心身を弛緩させ内蔵機能を活性化させる副交感神経とがバランスをとり合っていますが、ゆっくりとした筋肉を伸ばすストレッチは副交感神経を優位に働かすことができるので心身をリラックスさせ、リフレッシュさせることができるので誰でもできることなのでしっかり生活に取り入れた方が健康な身体を維持できるようになります。
ストレッチすることは誰にでもできることで、基本無理する必要がないものです。
無理せずできるときに意識しながら習慣づけるつもりでやることが大事で、数日やらなかったからダメというものではなく、やればやった分効果が期待できるものだから、無理しないでぼちぼちと続けていくということが効果に繋がります。
ストレッチで大事なのは、息を吐きながらゆっくりと気持ちよく伸ばすことを意識することです。
息を吐かなければ筋肉は緊張状態になってしまって伸びないです。
また筋肉は一気に伸ばそうとすると伸縮反射が起きるので、イタ気持ちいいくらいでゆっくり止めるのが大事と言われます。
反動をつけるより、ゆっくり呼吸しながら30秒くらいジワーっと伸ばすつもりでひとつひとつのストレッチを行うのが大事で、どこの筋肉が伸びているか、どこに筋肉を伸ばしているかを意識してストレッチを行うことで効果的にストレッチを行うことができるようになります。
やれば確実に身体にとってプラスになるものがストレッチなので無理なく習慣付けるようにやっていきたいですね。
人生の中間地点に近づくと身体の健康を意識せざるを得ない年になってきますが、何か特別なことをする必要がなくって、誰にでもできるありふれたことを生活習慣に取り込んでいくというのが一番大事かなと思います。