桜花賞の権利取りを狙ってチューリップ賞に武豊騎手と挑んで、見事な末脚爆発でチューリップ賞を制して桜花賞に満を持して臨むことになったスウィープフィート号と武豊騎手。
桜花賞でも上位人気しそうではあります。
武豊騎手の良さはやはり安定した騎乗フォームに折り合いをつける技術や冷静なコース取りや判断、そして馬にあわせた手綱さばきとムチなどどれをとっても超一流です。
チューリップ賞ではスウィープフィート号をきちんと出してから、末脚にかけたゆっくりとした道中でスウィープフィート号の折り合いに専念して気分良く走らせ、3コーナーから最終コーナーにかけて手ごたえ十分で馬群後方で外に出しながらもロスしないギリギリで直線に向いてから手綱で気合をつけるとスウィープフィート号は一気に加速。内にささりながら凄い脚を使うスウィープフィート号の脚を殺さないように、修正の右ムチをうちながらも、スウィープフィート号はドンドン内にいくけれども、脚の違いで馬体がかわって抜けて内に入っていくので斜行にならない絶妙な手綱やムチで、きちんと修正のムチをうちながら、抜けてスウィープフィート号がソラ使う中、ムチと真っすぐ走らせて1馬身と1/4の快勝。
着差以上の差をみせつけた感じがしました。
直線に向いてすぐに不利があっても伸びてきたスウィープフィート号。
そこでムチを使わず追い出しと手綱で加速させながら、スウィープフィート号は内にあわせた馬によっていく中で、右ムチで修正しながらも必要以上にムチをいれずにスウィープフィート号の伸び脚を止めずにソラを使う馬に気合を入れる程度。
終始馬を気分良く走らせる技術は流石武騎手です。
セリで350万円の価格しかつかなかったスウィープフィート号が、女性騎手とGⅠに出た後にキャリアを重ねて、鞍上をレジェンドにバトンタッチしてクラシックに勝ち名乗りをあげた姿はドリームを感じます。
クラブにとっても、牧場にとっても大きな夢を背負っています。
なにか応援したくなるのがスウィープフィート号ですね。
特に応援しているスウィープフィート号と武豊騎手の勝算はどのくらいか予想してみたいと思います。
武豊騎手の過去の桜花賞の成績は
シヨノロマン 2着
シャダイカグラ 1着
ゾウゲブネメガミ 7着
スカーレットブーケ 4着
ゴールデンソネット 18着
ベガ 1着
オグリローマン 1着
ダンスパートナー 2着
シーズアチャンス 6着
ファレノプシス 1着
フサイチエアデール 2着
エアトゥーレ 11着
アドマイヤグルーヴ 3着
ダンスインザムード 1着
エアメサイア 4着
アドマイヤキッス 2着
アストンマーチャン 7着
アイアムカミノマゴ 6着
エーシンハーバー 14着
メイショウスザンナ 5着
クロフネサプライズ 4着
ベルカント 10着
レオパルディナ 11着
レッドアヴァンセ 7着
リスグラシュー 2着
マウレア 5着
シェーングランツ 9着
レシステンシア 2着
ウォーターナビレラ 2着
ライトクオンタム 8着
2024年の桜花賞はスウィープフィート号と挑むことになります。
スウィープフィート号は新馬戦3着でした。
その新馬戦2着馬はエトヴプレ号で桜花賞に出走予定の馬です。
6戦3勝2着2回の馬で新馬2着後、2着で3戦目で未勝利戦を勝利し、福島2歳ステークスを勝利し、前走フィリーズレビュー (GⅡ) 阪神1400mを逃げ切って勝っています。
スウィープフィート号もエトヴプレ号同様新馬戦から大きく成長しています。
スウィープフィート号は6戦して5戦は永島まなみ騎手が手綱をとっていますが、スウィープフィート号の特徴は末脚です。
どんなレースをしても最終コーナーから直線にかけて良い脚をつかっています。
馬場の内外関係なくキレて長く良い脚も使えます。
永島まなみ騎手と臨んだ阪神ジュベナイルFでは出遅れあっても最終コーナーを一番大外をまわって内にささる部分はありましたが、しっかり最後伸びてきました。
エルフィンステークスでも少し出遅れ気味から内をスルスルすすみながら番手をあげて直線に向いてからも内を走りながらも先頭争いをし、最後後ろから強襲されましたが差のない2着と末脚が長く使えることをしめしました。
そしてチューリップ賞で武豊騎手に乗り替わって一発回答です。
デビュー戦と阪神ジュベナイルFがミドルペース。
白菊賞とエルフィンステークスがスローペースでどちらも2着。
ハイペースになった未勝利戦と前走のチューリップ賞はともに1着。
スウィープフィート号にとって末脚が長く使えて一瞬で切れる脚を使えるのでハイペースの方が嵌るのは間違いありません。
桜花賞はチューリップ賞と同じコースでメンバーは逃げ馬も揃っており、流れは向くと感じます。
阪神ジュベナイルFでも永島まなみ騎手が乗って挑戦しており、大外で大きく距離ロスがあっても最後までしっかり脚を使って伸びてきています。
キャリアも十分で、桜花賞で7戦目です。
最近スターズオンアースなども6戦目で桜花賞を勝っており、キャリアが多いのはマイナスではないとイメージしています。
乗り替わって2戦目というのは上積みあり、前走と同じコースで同じ距離で、トライアル勝ちというのを考えてもチャンスはあります。
スタートも良くなってきているし、スウィープフィート号は前半どれだけ気分良くマイペースに走らせるかというのが大事ですし、マイペースならある程度流れにのってついていける部分も過去のレースでみせています。
なので極端の競馬しなくても武豊騎手なら、もう少し前目のポジションから末脚を使うことも考えれます。
末脚はしっかり長く使えるし、ためれば他馬を圧倒するほどキレる脚を持っています。
チューリップ賞もスウィープフィート号がソラを使わなかったらもう少し離していたかもしれません。
血統的には面白いのに350万円で取引されたクラブ馬というのも気になる存在ですね。
生まれ故郷の北海道新ひだか町・聖心台牧場の生産馬になりますが、聖心台牧場の生産馬はテイエムトッキュー号がカブトヤマ記念でタイトルをとって以来の25年ぶりの中央重賞タイトルがスウィープフィート号のチューリップ賞でした。
庄野靖志調教師も管理したスワーヴリチャード産駒の初年度産駒になるスウィープフィートで臨めることに縁を感じているのは間違いないです。
祖母がスイープトウショウという血統なのでトライアルから本番へ夢をみる背景がありそうです。
父スワーヴリチャードはハーツクライ産駒で初年度からコラソンビート号、レガレイラ号、スウィープフィート号、アーバンシック号、パワーホール号、ヴェロキラプトル号、スパークリシャール号などを出して勢いに乗ってクラシックの主役候補にも、コラソンビート号、レガレイラ号、スウィープフィート号などはクラシックの人気の一角になる存在です。
スウィープフィート号はサンデーサイレンスのクロスと、母方にダンジグを持つという配合的にも魅力ある血統をしています。
サンデーサイレンスの3×4という奇跡の血量も末脚や気性に影響しているのかもしれません。
祖母がスイープトウショウ号がチューリップ賞を勝って臨んだ桜花賞で勝ったのはダンスインザムード号ですがその鞍上は武豊騎手でした。
そしてダンスインザムード号で桜花賞を勝って以来、武豊騎手は桜花賞を勝ててないですが、武豊騎手は桜花賞5勝と歴代最多勝を記録しています。
あれから20年経った2024年の桜花賞で桜が咲くでしょうか。
スウィープフィート号と武豊騎手のコンビを今年のクラシックで応援していきたいと思います。
こんな動画もあがっているので↓ 武豊騎手&永島まなみ騎手といえばスウィープフィートではないかな?
スウィープフィート&ユタカさん、チューリップ賞優勝おめでとうございます🎊
— 武豊騎手の大ファン(酒井太郎) (@yutakasan0419) 2024年3月2日
ユタカさんは38年連続複数重賞勝利となりました❗️
桜花賞の権利を取れたどころか有力候補に躍り出たのではないでしょうか?
「楽しみな馬と出会えたなと思います。」
桜花賞が楽しみです😊#武豊騎手#スウィープフィート pic.twitter.com/1TTJ8cELhE
阪神11R チューリップ賞。
— ヒッキー厩舎(スタポケ) (@hidestar1118) 2024年3月2日
永島まなみ騎手から乗り替わったスウィープフィート×武豊騎手が大外直線一気で勝利!!#チューリップ賞#スウィープフィート#武豊 pic.twitter.com/SS5wbrNsrJ
スウィープフィート[牝3・栗毛]
父:スワーヴリチャード
母:ビジュートウショウ
6戦2勝[2-2-1-1]
主な勝ち鞍
チューリップ賞
画像など引用させていただきました
引用元
JRA 日本中央競馬会 HPから写真を引用させてもらっています。
阪神ジュベナイルF
— 五十嵐貴彰 (@yVypFRRJnSsl7Su) 2023年12月7日
スウィープフィート抽選突破
永島まなみ騎手G1初騎乗が決まりました♪G1の大舞台に良い緊張感で怪我無く無事に頑張って欲しいです♪
女性騎手G1初騎乗&初制覇も見て見たいです♪ヽ(´▽`)/ pic.twitter.com/5nga2DaPkr
氏名 武豊
生年月日 1969年3月15日
身長 170センチ
京都府出身
所属は栗東 フリー
デビューは1987年3月1日
最近の武豊騎手の重賞での勝利は
2024/3/2 1回阪神3日 芝1600 チューリップ賞 (GⅡ) スウィープフィート
2024/2/17 2回京都7日 芝1400 京都牝馬ステークス (GⅢ) ソーダズリング
2023/12/24 5回中山8日 芝2500 有馬記念 (GⅠ) 3 ドウデュース
2023/8/6 1回札幌6日 ダ1700 エルムステークス (GⅢ) セキフウ
2023/5/27 1回京都11日 芝1200 葵ステークス (GⅢ) モズメイメイ
2023/4/15 2回阪神7日 芝1600 アーリントンカップ (GⅢ) オオバンブルマイ
2023/4/2 2回阪神4日 芝2000 大阪杯 (GⅠ) ジャックドール
2023/3/4 1回阪神7日 芝1600 チューリップ賞 (GⅡ) モズメイメイ
2023/2/12 1回阪神2日 芝2200 京都記念 (GⅡ) ドウデュース
2023/1/8 1回中京3日 芝1600 日刊スポシンザン記念 (GⅢ) ライトクオンタム
2022/5/29 2回東京12日 芝2400 東京優駿 (GⅠ) ドウデュース
2022/4/9 3回中山5日 芝1600 ニュージーランドT (GⅡ) ジャングロ
2022/1/15 1回中京5日 芝2000 愛知杯 (GⅢ) ルビーカサブランカ
2021/12/19 6回阪神6日 芝1600 朝日フューチュリティ (GⅠ) ドウデュース
2021/11/6 5回阪神1日 芝1400 KBSファンタジーS (GⅢ) ウォーターナビレラ
2021/3/13 2回中山5日 芝1800 中山牝馬ステークス (GⅢ) ランブリングアレー
2021/3/6 1回阪神7日 芝1600 チューリップ賞 (GⅡ) メイケイエール
2021年以降の重賞での勝利をあげてみました。
引用元
武豊 オフィシャルサイト から写真を引用させてもらっています。
引用元
武豊 オフィシャルサイト から写真を引用させてもらっています。
引用元
武豊 オフィシャルサイト から写真を引用させてもらっています。
武豊騎手の過去のGI勝利
2023/12/24 有馬記念 (GⅠ) ドウデュース
2023/4/2 大阪杯 (GⅠ) ジャックドール
2022/5/29 東京優駿 (GⅠ) ドウデュース
2021/12/19 朝日フューチュリティ (GⅠ) ドウデュース
2019/10/20 菊花賞 (GⅠ) ワールドプレミア
2019/2/17 フェブラリーS (GⅠ) インティ
2017/12/24 有馬記念 (GⅠ) キタサンブラック
2017/10/29 天皇賞(秋) (GⅠ) キタサンブラック
2017/4/30 天皇賞(春) (GⅠ) キタサンブラック
2017/4/2 大阪杯 (GⅠ) キタサンブラック
2016/11/27 ジャパンカップ (GⅠ) キタサンブラック
2016/5/1 天皇賞(春) (GⅠ) キタサンブラック
2015/2/22 フェブラリーS (GⅠ) コパノリッキー
2013/11/17 マイルチャンピオンS (GⅠ) トーセンラー
2013/5/26 東京優駿 (GⅠ) キズナ
2012/11/18 マイルチャンピオンS (GⅠ) サダムパテック
2010/11/28 ジャパンカップ (GⅠ) ローズキングダム
2009/6/7 安田記念 (GⅠ) ウオッカ
2009/5/17 ヴィクトリアマイル (GⅠ) ウオッカ
2008/11/2 天皇賞(秋) (GⅠ) ウオッカ
2008/2/24 フェブラリーS (GⅠ) ヴァーミリアン
2007/11/24 ジャパンカップダート (GⅠ) ヴァーミリアン
2007/10/28 天皇賞(秋) (GⅠ) メイショウサムソン
2007/3/25 高松宮記念 (GⅠ) スズカフェニックス
2006/12/24 有馬記念 (GⅠ) ディープインパクト
2006/11/26 ジャパンカップ (GⅠ) ディープインパクト
2006/6/25 宝塚記念 (GⅠ) ディープインパクト
2006/5/7 NHKマイルカップ (GⅠ) ロジック
2006/4/30 天皇賞(春) (GⅠ) ディープインパクト
2006/2/19 フェブラリーS (GⅠ) カネヒキリ
2005/11/26 ジャパンカップダート (GⅠ) カネヒキリ
2005/10/23 菊花賞 (GⅠ) ディープインパクト
2005/10/16 秋華賞 (GⅠ) エアメサイア
2005/5/29 東京優駿 (GⅠ) ディープインパクト
2005/4/17 皐月賞 (GⅠ) ディープインパクト
2005/3/27 高松宮記念 (GⅠ) アドマイヤマックス
2004/11/28 ジャパンカップダート (GⅠ) タイムパラドックス
2004/11/14 エリザベス女王杯 (GⅠ) アドマイヤグルーヴ
2004/4/11 桜花賞 (GⅠ) ダンスインザムード
2003/11/16 エリザベス女王杯 (GⅠ) アドマイヤグルーヴ
2003/2/23 フェブラリーS (GⅠ) ゴールドアリュール
2002/11/10 エリザベス女王杯 (GⅠ) ファインモーション
2002/10/13 秋華賞 (GⅠ) ファインモーション
2002/9/29 スプリンターズS (GⅠ) ビリーヴ
2002/5/26 東京優駿 (GⅠ) タニノギムレット
2001/11/24 ジャパンカップダート (GⅠ) クロフネ
2001/11/11 エリザベス女王杯 (GⅠ) トゥザヴィクトリー
2001/5/6 NHKマイルカップ (GⅠ) クロフネ
2000/10/22 菊花賞 (GⅠ) エアシャカール
2000/4/16 皐月賞 (GⅠ) エアシャカール
1999/11/28 ジャパンカップ (GⅠ) スペシャルウィーク
1999/10/31 天皇賞(秋) (GⅠ) スペシャルウィーク
1999/6/6 東京優駿 (GⅠ) アドマイヤベガ
1999/5/2 天皇賞(春) (GⅠ) スペシャルウィーク
1998/10/25 秋華賞 (GⅠ) ファレノプシス
1998/6/7 東京優駿 (GⅠ) スペシャルウィーク
1998/4/12 桜花賞 (GⅠ) ファレノプシス
1997/10/26 天皇賞(秋) (GⅠ) エアグルーヴ
1997/7/6 宝塚記念 (GⅠ) マーベラスサンデー
1997/5/11 NHKマイルカップ (GⅠ) シーキングザパール
1996/11/3 菊花賞 (GⅠ) ダンスインザダーク
1996/5/26 優駿牝馬 (GⅠ) エアグルーヴ
1995/5/21 優駿牝馬 (GⅠ) ダンスパートナー
1995/5/14 安田記念 (GⅠ) ハートレイク
1994/12/4 阪神3歳牝馬S (GⅠ) ヤマニンパラダイス
1994/4/10 桜花賞 (GⅠ) オグリローマン
1993/6/13 宝塚記念 (GⅠ) メジロマックイーン
1993/5/23 優駿牝馬 (GⅠ) ベガ
1993/4/18 皐月賞 (GⅠ) ナリタタイシン
1993/4/11 桜花賞 (GⅠ) ベガ
1992/4/26 天皇賞(春) (GⅠ) メジロマックイーン
1991/4/28 天皇賞(春) (GⅠ) メジロマックイーン
1990/12/23 有馬記念 (GⅠ) オグリキャップ
1990/12/16 スプリンターズS (GⅠ) バンブーメモリー
1990/5/13 安田記念 (GⅠ) オグリキャップ
1990/4/29 天皇賞(春) (GⅠ) スーパークリーク
1989/10/29 天皇賞(秋) (GⅠ) スーパークリーク
1989/6/11 宝塚記念 (GⅠ) イナリワン
1989/4/29 天皇賞(春) (GⅠ) イナリワン
1989/4/9 桜花賞 (GⅠ) シャダイカグラ
1988/11/6 菊花賞 (GⅠ) スーパークリーク