ボクシング・3150FIGHT SURVIVAL岡山大会が2023年9月3日にコンベックス岡山で開催されました。
チケットを用意していただいたので楽しみにしていました。
それまで3150ファイトという存在すらも知らなかったのですが、亀田興毅さんは当然知っていたので今こんなことをされているんだと知りました。
行くことが決定してからYouTubeをみたりHPなどをみて色々と情報を集めました。
格闘技やスポーツは好きですから、ボクシングもみることはあります。
最近ではなかなかプロスポーツの格闘技などは観に行ってなかったので楽しみにしていました。
3150FIGHTって大阪や東京などでは開催したことがあるようですが、地方で開催って今までになかったことらしいです。
その第一弾が岡山というのが、個人的には少し心配ではありました。
岡山ってそういう熱ってどんなもんだったっけっていうのがあって、ほんと地方の興行で3150FIGHTっていう興行が成り立つのかなと思う部分もありました。
そんななかまず岡山にきたのは、何かがあったのかもしれませんが、すごいギャンブルだなと思いました。
それまで3150FIGHTすら知らないくらい最近の岡山のボクシング事情などもわかってないなか、地方でのマッチメイクっていうのも難しいだろうなというのは感じました。
興行ですから、採算も大事だと思いますし、そしてそこでの雰囲気や熱量なども大事に感じます。
半分期待し、どこかでは大丈夫なのかという気持ちがあって、でもせっかく観に行くのだから楽しみたいなという気持ちで3150FIGHT岡山の会場に入りました。
3150FIGHTはノウハウや実績などもあって流石とも言える部分も感じました。
ボクシングって強い人同士だと、素人でもそれなりに雰囲気ってわかります。
地方のマッチメイクだとそんな試合ばかりは組めないのが現状です。
またボクシングの熱烈なファンばかりっていうわけではなく、もともと興味がそんなにない人も観戦してたり、当然はじめてという人もみているわけです。
そういう中で試合が行われるわけですから、会場の雰囲気っていうのはある意味大事かなと感じる部分もあります。
ボクシングってプロレスなどの他の格闘技とは違うスポーツの部分もあります。
スポーツってわかりやすいものもあれば、どちらかといえばとっつきにくいものもあります。
今の時代格闘技でも殴り合いだけのボクシングっていうのは、素人や関心が薄い人にとってはなかなか難しい部分があるように感じます。
そんななか賛否両論はあると思いますが、ある種のエンタメ性は必要なのかなとも感じます。
3150FIGHTのエンタメ性は、ボクシングに関心が薄いところにも刺さる部分もあると思うし、それなりにボクシング好きな人にも刺さる部分はある感じがしました。
選手にとって、やっぱり観客が多い方が嬉しいし、注目された方が嬉しいし、盛り上がる部分ってないよりある方が良いに決まっているとも思います。
実際に試合はどの試合もしっかりとしたボクシングで、どの選手も良い試合をみせてくれた感じがします。
そんな中でやっぱり観られる中で選手は自分の力を出し切りたいと思うものです。
3150FIGHTという舞台はあったとしても、実際に良い試合をして、良いファイトをみればそれがボクシングの魅力を知らない人にとっても刺さるものがあるのは間違いないです。
選手が主役ですから。
3150FIGHTは会場などの演出や盛り上げはあっても、それが試合というものを壊しているわけではないので、ボクシングの魅力も感じられるものでした。
岡山開催ということがあって、地元に縁のあるボクサーも出場していて、個人的には期待以上のものでした。
やっぱり選手が応えるボクシングをみせてくれると、ボクシングっていうスポーツも魅力的だなと思います。
地方での興行はリスクも大きなものだと思います。
ただそこでの積み重ねはファン拡大、興味や関心につながるものだとも思うので、3150FIGHTがほんとに再興や最高を目指すならば、興行の難しさへの挑戦は避けては通れない道かなと感じました。
どんなスポーツでもイベントでも、主役はあってそこを引き立たせるエンタメや演出もまたプロの仕事なのかなとも思います。
主役である選手の方々のナイスファイトに頑張ろうと思えて帰宅できたので、良い刺激を受けました。
またボクシング観に行きます。