夏野菜を育てるとき、ナスは定番ですね。
ナスはホームセンターで苗を買ってくることが多いと思いますが、花のついているものもあります。
もちろん花がついてるくらいの方が育てやすいです。
最初花をつけたら、最初のナスは大きくなる前に収穫するのが良いです。
その方がナスに樹勢がつきます。後の収穫で影響がでてきます。
そんなナスと相性が良いとされるのがパセリです。
ナスもパセリもどちらも水を好む野菜なので、水やりを多くやるのが良いとされます。
ナスは深根です。それに対してパセリは浅根です。
なのでナスの苗をホームセンターなどから買ってきて、深根のナスなので、畝をしっかりとって高畝にするのが良いです。
定植してからしばらくしてパセリをナスの株元を囲むように浅めに植えます。
水はしっかりあげます。
ナスがドンドン育って、その下にパセリがナスの株元を乾燥から守るようにしておくことが大事です。
ナスは光を好むのに対して、パセリは日陰を好むので、ナスの葉っぱの下で隠れるくらいでもいい感じに育ちます。
ナスは背丈が高く育ち、パセリは低く育つのでお互いに成長の邪魔はしません。
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「連作障害」とは、同一作物(同じ科の野菜)を同じ圃場で繰り返しつくり続けることによって生育不良となり、収量が落ちてしまう障害のことです。
同じ作物をつくり続けると、土壌の成分バランスが崩れるだけではなく、その作物を好む菌や病害虫の密度が高くなるため、微生物に偏りが出てその科特有の病気になりやすいのです。
小さな家の庭や小さな畑では、毎年場所を変えながらというのはなかなか難しいものです。
相性の良いものを一緒に植えたり、相性の良いものを季節ごとにリレーさせたりすることによって連作障害などから強い土壌を作っていくっていう考え方は、小さな家の庭や小さな畑では必要な考え方ですね。
相性の良いものを一緒に植えて害虫や土壌障害などから自然の力で育てていくコンパニオンプランツというものに注目しながら農薬に頼らない素人の家庭菜園を考えたら面白いですね。
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ナスはナス科です。そしてパセリはセリ科です。
どちらも名前から何科に属するのかイメージがつきやすい野菜ですね。
お互いに科が違うので混植に向いています。
パセリがナスの害虫を忌避させてくれます。
またナスもパセリを食害するアゲハチョウなどを忌避させてくれるので、お互いに生育成長を助け合っていきます。
ナスの根元で育つパセリはナスが日陰を作ってくれるので、パセリの品質向上を助けてくれます。
お互いに根の張り方も邪魔をすることはないですし、成長でも邪魔をしないで、お互いに害虫や天敵を忌避させてくれた上に、お互いが日陰をつくり、パセリの好む日陰だったり、ナスの株元の乾燥を防ぐなど相乗効果を得ることができます。
お互いに水を好むので、水やりは朝しっかりあげるのが良いとされます。
ナスとパセリの関係性は良い感じですね。
ナスとパセリの料理の相性も良さそうで、なすとパセリの甘酢マリネなどやナスと玉ねぎのパセリソース炒めなどもできそうですね。
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