お父さんは元F1ドライバー 野田英樹さん。
その娘さんが野田樹潤選手。通称「Juju」と呼ばれている女子高生レーサー。
きっかけはお父さんがレーサーだったからカートなどに触れる機会があったというのはあると思いますが、レーシングカートに乗り始めてからその才能が開花。
はやく走らせる才能の片鱗とみせつつカートなど各カテゴリーを非凡な才能をみせながら突破していく。
そしてついにアジア最高峰の全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦がきまったわけだが、そのきっかけは「Zinox F2000 Formula Trophy」での年間チャンピオン。
「Zinox F2000 Formula Trophy」はイタリアを中心に7戦行われ、37人ものレーサーが出場し、その中で唯一女性ドライバーとして参戦していたのがJuju選手だった。
国際F3規格のレースで女性選手が年間チャンピオンに輝いたのは50年以上の歴史の中で初の快挙。
つまり本物の実力が認められてさらに上のカテゴリーに進んできたと言えます。
モータースポーツは才能以外にも必要な要素は多々ありますが、Juju選手はその才能やセンスも確実に鍛え上げカテゴリーを突破してきました。
全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するためにテストしていたのは知っていましたが、長い日本のトップフォーミュラにおいて、初めての日本人女性ドライバーが、しかも史上最年少で誕生することが確実になりました。
テストの模様も取材されていましたが、テスト1回目と2回目では明らかに走りが変わって、タイムを縮めてくるあたりのセンスや度胸をみることができて、まだまだ経験値が少ない部分から伸びしろを考えるとさらなる飛躍が期待できるという面などを考慮しても、空いていたシートをものにできるのは凄いことです。
ここから上のカテゴリーに進むためにはフィジカル面などの向上はもちろん、技術の向上やアグレッシブなドライブセンスとメンタル、マシンのセッティングやバランスへの理解や、タイヤマネジメントやフィードバックする能力などの積み上げが必要なのと、レギュレーション面での男女の壁などクリアしていけば、いずれは世界最高峰のF1などのカテゴリーに進むことも可能ではないかと期待したい。
ミライモンスターなどで若いころから注目されてきた野田樹潤選手はまだ17歳。
凄い速度でかけあがってきた勢いをそのままにさらに上のカテゴリーまですすんでもらいたいと応援します。
岡山国際サーキットを本拠地にしてくれているのも嬉しく思います。
岡山から世界へ、応援しています。
画像など引用させていただきました
Juju(野田樹潤) 2024年にTGM Grand Prixからスーパーフォーミュラに参戦決定https://t.co/aoCrPcaM1m #Juju | #野田樹潤 | #スーパーフォーミュラ | #SFormula | #F1 | #F1JP pic.twitter.com/B82U3TkdZZ
— F1-Gate.com (@F1Gate) 2024年1月10日
引用元
野田樹潤オフィシャルサイト HPから写真を引用させてもらっています。