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子どもは期待される役割を身につけていくので、親として接し方の知を意識してみるのも勉強になる。ジェンダーって何からはじめました。

 

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男らしさとか女らしさという言葉がありますね。

身体的な特徴からみえる性差は両者の違いはわかりやすいものですが、社会がその性に期待する役割を『ジェンダー』と言いますが、ジェンダーは周囲の期待に応じて身に付ける社会的な性のことです。

 

つまりジェンダーとは学習して身につけている性なのです。

男性らしさや女性らしさというものは、万国共通のものではなく、その国の習慣や考え方や文化や宗教などによっても全く違うもので、周囲からの期待や刺激などから自分の求められる自分の性としての役割を意識し、そして学習しながら身につけていく性です。

子どもは後天的に、期待される役割を身につけていくものなので、環境によって自分の求められる役割を意識し学習するし、時代が変わればその時代に合わせたような役割を意識して学習していくので、常に変化するものでもあると言えます。

 

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生まれた順番で性格の差は親の接し方によるものです。

同じ親の子供として生まれて、同じ環境で育っても性格の違いがでるのは、親の接し方の違いからきているのです。

置かれた立場が異なれば、きょうだいでも性格は異なるのは接し方が違うからです。

 

上の子ははじめての育児のために熱心に子育てをし、愛情も注ぎやすい反面、いろいろなことで神経質にもなりがちとも言われます。

なので

慎重、控えめ、親切、自制的、面倒なことを嫌うなどの特徴が一番上の子にはみられやすいと言われます。

 

逆に末っ子には最後の子育てと思うと、いつまでも幼いままでいて欲しいという心理が働きやすく、

末っ子は活動的で快活、甘ったれ、強情、依存的、おしゃべり、やきもちやきなどの特徴が出やすいと言われます。

これは親の接し方がそうさせたというわけです。

 

うちの子は上の子と下の子で年齢が7つ離れていますが、生まれた順番で性格の違いがはっきり出やすいのがきょうだいの年齢差が2~4歳のときだそうです。

年子や5歳以上年齢が離れた場合はきょうだいの役割の意識が少なくなるようです。

 

うちの下の子は上の子をお姉ちゃんと呼んだことがないです。

上の子をお兄ちゃん・お姉ちゃんと呼ぶ家庭の方が兄弟の役割分担が明確になるので下の子が上の子をお姉ちゃんと意識するのが薄れているのは、自分たち親が下の子に上の子をお姉ちゃんと呼ばせていなかったことが問題と言えるでしょう。

 

このように、親によって子供の性格も決まっていきます。

いろいろな発達期待によって子供に影響を及ぼします。

発達期待とは、親は子供にこういうふうに成長して欲しいと抱く期待のことで

それによって、ジェンダーと同じように後天的に性格なども出来上がっていきます。

 

性役割やきょうだいとしての役割なども、子どもは周囲の期待にこたえるカタチで自分の性や性格などふるまい方を身につけていきます。

 

親や周囲の影響が性や性格を形成させるわけです。

きょうだいなどがいれば、きょうだいはまず身近な人間関係であるので、社会性を発展させていくベースにもなります。

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ジェンダー・スキーマ理論とかきいたことありますが、それはさまざまな情報を処理する際に男性・女性というジェンダーをベースにしてカテゴリー分けするという考え方です。

 

またジェンダー・ステレオタイプとかもききますが、ステレオタイプは他者をカテゴリーに分けて判断する心の動きを意味すると言われますが、その性はこうあるべきだとその性の持つ役割を決め付けることをいいます。

ジェンダーは後天的なもので、文化や考え方でも性のあり方は変わっていて当然で国や文化や宗教などでも違うはずですが、それぞれのもつイメージや固定概念にあてはめて考えるというもので、ステレオタイプは、本人の教育機会などの選択に影響を与えます。些細なステレオタイプと差別は地続きであると言われ、固定概念やイメージが差別にもつながっていくものとされています。

 

なぜこういう考え方が生まれるのか、それはどこからきているのかなど勉強する必要があるのではないかと考えます。

先天性のものは、後天性のものほどなく、周囲の環境や親きょうだいやまわりの環境などで変えていけるものが多いならば、どうあるべきか、どう接していくべきかなどを考えれば、良くも悪くも変えていけるようなものでもあるから、知ることの知という部分は大事に感じます。

無知であることが一番の罪になることがあるならば、知を意識することは必要なことと感じます。

勉強していきたいなと感じます。

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