第2回マラソングランドチャンピオンシップで2位でパリ五輪マラソン代表を内定させた一山麻緒選手。
23年の失意の東京マラソンから見事な復活を果たした姿に強さをみました。
やはりマラソンにおいては日本屈指の選手であることをみせつけました。
一山麻緒選手にしては落ち着いたレース運びで勝負に徹した位置取りで序盤からレースを進めます。
そのなかでハーフをこえてからは自分でしっかり仕掛け集団から抜け出る走りをしたところに、東京五輪代表で入賞も果たした実力とプライドをみたと思います。
あの時点で仕掛けたのが一山麻緒選手らしく、その中で五輪の代表だった選手としてレースを引っ張る、レースを動かすということをした中で、細田あい選手を引き離すこともできず、粘られてしまった中で、加世田選手や鈴木選手からも追われ、最終的に最後まで動かなかった鈴木優花選手の方がしっかり力を残していて、そこに最後は抵抗できなかったとしても、結果として2位は譲らず代表を勝ち取るという強さは流石というしかない強さだったと思います。
前回東京五輪に向けてのMGCやファイナルでは果敢なチャレンジャーとして挑んで最終的に代表を掴みましたが、今回は受ける立場ではあったとみていて感じました。
それでも結果を出すところが強さがあったと思います。
天候は厳しかったですが、他の選手よりは一山選手や鈴木選手のような筋肉量などがある肉感のある骨格も筋肉量もしっかりしたランナーの方が向くような強い雨の天候でした。
とはいえ、一山選手もかなり体温を奪われてギリギリだったのをみると厳しいレースでした。
そんななか迎え撃つカタチでしっかり仕掛けて勝負して代表をとったというのは代表にふさわしい選手だと思います。
そんな一山麻緒選手もクイーンズ駅伝に出場する予定になっています。
一山麻緒選手は資生堂の主要区間を走るのは間違いなく、順当なら3区。
3区でなくとも1区か5区を走るであろう選手です。
昨年のクイーンズではベストという走りではなかったですが、しっかりチームには貢献する走りをしています。
今年はパリのマラソン代表にも内定したのでしっかりとした気持ちで一山麻緒選手はレースに臨んでくれると思います。
一山麻緒選手も注目される選手として追われる立場ですが、東京五輪前のような強い気持ちでチャレンジャーかつ自信あふれる走りで他を圧倒するような雰囲気が出てくればパリ五輪での入賞以上の成績も見えてくるんじゃないかなと思っています。
スピードもあってパワフルな選手なので駅伝でも期待できるので区間賞を目指すような走りを期待でしたいですね。
パリ五輪代表に内定したことで、おそらくパリ五輪を集大成と位置付けてこれからの一年を勝負の一年とすると思うので、期待しながら活躍を応援したいと思います。
オフィシャルデータ プロフィール
名前
一山麻緒
生年月日 1997年 5月 29日
身長 158cm
出身地(都道府県) 鹿児島県
出身校 (最終) 出水中央高校
所属
資生堂ランニングクラブ
画像など引用させていただきました
引用元 資生堂ランニングクラブHP
から写真を引用させてもらっています。
引用元 資生堂ランニングクラブHP
から写真を引用させてもらっています。
引用元
日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations
JAAF 日本陸上競技連盟公式サイト HPから写真を引用させてもらっています。
主なハーフ・フルマラソン結果
2023年 第2回マラソングランドチャンピオンシップ 2位 2時間24分43秒
2023年 函館マラソン2023 優勝 1時間10分23秒
2023年 東京マラソン2023 2時間31分52秒 / 14位
2022年 東京マラソン2022 2時間21分02秒 / 6位(日本人1位)
2021年 2020年東京五輪女子マラソン 8位入賞 2時間30分13秒
2021年 札幌チャレンジハーフマラソン 優勝 1時間08分28秒
2021年 大阪国際女子マラソン 優勝 2時間21分11秒 大会記録
2020年 名古屋ウィメンズマラソン 優勝 2時間20分29秒 大会記録
2020年 香川丸亀国際ハーフマラソン 5位
2020年 奥球磨ロードレース ハーフマラソン
2019年 マラソングランドチャンピオンシップ 6位 2時間32分30秒
2019年 函館マラソン ハーフマラソン 優勝
2019年 ロンドンマラソン 15位 2時間27分15秒
2019年 東京マラソン2019 初マラソン 7位 2時間24分33秒
2019年 香川丸亀国際ハーフマラソン 6位