全日本大学女子駅伝で名城ストップの筆頭だった大東文化大学でしたが結果は2位でした。
大東文化大学のキーマンは1年生エースとも言える野田真理耶選手でした。
野田真理耶選手といえば、どのレースでも外さないくらいの強さをみせてくれる選手ですが、全日本大学女子駅伝では名城の谷本七星選手を追うカタチでスタートした時点からどこか違和感がある走りでした。
いつもとは明らかに違う走りにみていて心配になるくらいのいつもの野田真理耶選手らしからぬ走りで違和感を覚えました。
それでも無事に最終区間を走りきり、並走する立命館大学の小林選手とのスプリント勝負で競り勝ち最後は意地をみせた走りでしたが、どこかちぐはぐした雰囲気でした。
調子がおかしい感じのなか、結果意地をみせるあたりは野田真理耶選手の強さかなあと感じました。
野田真理耶選手の外さない勝負強さを意識して最終区に持ってきた作戦も理解できましたが、相手も外さない谷本七星選手だったので、先行されて走りのリズムが崩されたのかもしれません。
そういう意味で考えると大東文化は1区に野田真理耶選手を使う方が正攻法だったのかもしれません。
あくまで結果論です。
1区では絶対的な強さをみせてきている選手なので、大東文化としても流れを作る意味でも1区の方が良かったのかもとみていて思いました。
ただエース級の選手なので、勝負処で起用されるのは仕方なく、最終区での勝負を意識したのでしょう。
ワンジル選手がもう少しつめるもしくは逆転しているというシナリオを意識していたと考えると、後ろでもらうという感じではなく野田選手で逃げ切ると考えていたのかもしれません。
野田真理耶選手は結果6区で区間5位と本来の実力からは物足りない結果ですが、この悔しい経験がさらに強くする感じがします。
そのくらい野田真理耶選手にはスケールの大きな選手になってくれるかもっていうワクワク感があります。
次の富士山女子駅伝では1年生エースとして王者名城を苦しめる存在になってくれるのではないかと期待したいと思います。
#関東学連春季オープン競技会
— フジテレビ陸上 (@fujitvrikujo) 2023年3月17日
女子5000mには今春 #大東文化大学 に入学予定の3選手も出場しました‼️
写真左から サラ ワンジル選手(帝京長岡高)
蔦野萌々香選手(諫早高)
野田真理耶選手(北九州市立高) pic.twitter.com/B5KG1mX3z5
U20日本陸上競技選手権女子5000m
1位 16:05.72 野田真理耶 大東文化大
2位 16:06.47 太田咲雪 立命館大
3位 16:13.24 蔦野萌々香 大東文化大
4位 16:15.26 荒田悠良 立命館大
5位 16:18.41 鈴木瑠夏 仙台育英
オフィシャルデータ プロフィール
画像など引用させていただきました
引用元
日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations
JAAF 日本陸上競技連盟公式サイト HPから写真を引用させてもらっています。
名前
野田 真理耶
出身地(都道府県) 福岡県福岡市
出身校 北九州市立高校卒
所属
大東文化大学
主な大会での結果(一部抜粋)
23年 全日本大学女子駅伝対抗選手権2023 6区 5位
23年 全日本大学女子駅伝関東予選 5区 1位
23年 U20日本陸上競技選手権女子5000m 優勝
23年 選抜女子駅伝北九州大会 1区 1位
22年 全九州地区高校女子駅伝 1区 1位
22年 福岡県高校女子駅伝 1区 1位
21年 全国高校駅伝 1区 4位
20年 全国高校駅伝 5区 5位