ねこぷろ

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谷本観月(たにもとみづき・天満屋)ラストランを都道府県対抗女子駅伝6区区間賞。最高の笑顔でいつもムードメーカー。MGC6位など完全燃焼のシーズン。過去には世界陸上マラソン入賞など。ありがとう&おつかれさま

 

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タスキを受け取る姿も渡す姿も最後まで笑顔だった。

天満屋で一番の笑顔を持つ谷本観月選手はチームのムードメーカーだった。

天満屋は鍛えて強くなるチーム。

それを体現する選手の一人と呼べる。

身長も小柄でストライドが大きいわけではない。

だから他の選手よりはやく回転させてはやいピッチで前の選手を追う。

常に他の選手よりはやいピッチで回転させながら、そのピッチを落とすことなく走り続ける。

そうしてスピードも強化してきた谷本観月選手。

 

10年以上も地道に積み重ねてきた走りが、完全燃焼させた1年だった。

今年にかける意気込みがタイムなどみても違っていた。

香川丸亀国際ハーフマラソンから名古屋ウィメンズを経て新シーズンに入った谷本観月選手。

中国実業団で調子をあげたまま、MGCを獲得していた同僚の前田穂南選手や松下菜摘選手や渡邉桃子選手も参戦した函館ハーフマラソンで、チーム最高の2位で表彰台にものぼり今年にかける強さを感じた。

MGCにも出場し、後ろの集団から前の集団を追って最後まで追い込む走りで結局6位まで順位をあげてゴールした。

世界陸上のドーハのマラソンのときのように序盤自分のペースで走り、徐々にペースをあげながら他の選手を捉えては前の選手を追うという最後まで諦めない走りを体現した。

クイーンズ駅伝でも主要区間の1区を走り、過去最高のパフォーマンスとも思える力強い走りで区間7位で走りチームの7位入賞、クイーンズ8入り復帰に貢献した。

 

山陽女子ロードレースのハーフマラソンでは、レース序盤抑え気味で入って、徐々にペースアップして、集団を引っ張りながら前を追う姿勢をみせ、流石谷本ここにありの存在感をみせた。結果は万全ではない中調子が悪い中でも最高のパフォーマンスをみせた。

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そんな谷本観月選手がラストを飾る舞台として選んだのが都道府県対抗女子駅伝だった。

力的には主要区間1区や9区を走っても良かったはずだが、若い天満屋の後輩にタスキを託した。

岡山チーム自体は序盤想定より順位をあげれず流れに乗り切れなかった。

そんななか5区の高校1年の南條愛歩選手が苦しんで繋いだタスキを笑顔で受け取った。

6区は強い高校生なども走る区間で社会人といえども難しい区間である。

そんななか都大路の高校駅伝でラスト1秒に泣いた宮城の橘山莉乃選手(仙台育英高)やダイアモンドアスリートに選ばれて春からルイジアナ州立大学に進む澤田結弥選手 (浜松市立高)などの力のある選手が走る区間で、前と差が開いた状態で追いにくい展開の中、ラストランを懸命にスピードをあげて前を最後まで追い続けた。

そして笑顔で7区興譲館エース樋口美桜選手にタスキを託した。

 

6人を抜いての快走は、区間賞を獲得。

自身のラストランに花(華)を添えました。

 

最後まで印象に残る走りをみせてくれた谷本観月選手。

やめようとなってから戻ってきて再度世界を目指したMGCのあるシーズンを最高のカタチで締めくくった。

 

谷本観月選手の走りは本気で頑張り続ければ結果に繋がるんだっていう走りを体現していると思います。

天満屋らしい粘りと気持ちの入った走りで前を追うそんな気持ちの強さと、笑顔という華やかさを残して、天満屋や岡山のメンバーにいろんなものを残して、次のステージへと進む谷本観月選手。

まずはランニング事業部に籍を移し、培ってきた経験と、持ち前の明るさで走る楽しさを伝えていくなど競技者から次のステージへと一歩を踏み出す予定のようです。

ほんとに10年以上の天満屋での活躍や岡山代表としての活躍おつかれさまでした。

 

地元岡山・倉敷の谷本観月ファンとして素敵な笑顔をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました

 


 

 





 

引用元  https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html  天満屋女子陸上競技部 HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

youtu.be

 

 




 

引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

谷本選手のレース後語った言葉に

岡山の若き中高生たちに

みんな、大きくなったら天満屋に入ってください

とメッセージを残しました。

 

岡山出身・天満屋の選手っていうのは谷本観月選手や小原 怜選手、松下菜摘選手、高橋実夢選手が今天満屋に在籍しています。

岡山以外からも天満屋に入りたいと入ってきてくれる選手がいる中、岡山から岡山の天満屋に入りたいという選手が増えることがプラスになると、頑張ればトップ選手になれるというのをみせてくれた谷本選手でした。

 

 

名前

谷本 観月

 

生年月日       1994年 12月 18日

身長         153cm

出身校 (最終)   鈴峯女子高校卒業

 

所属

天満屋女子陸上競技部

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

23年 第2回マラソングランドチャンピオンシップ 6位 2時間26分40秒

 

23年 函館マラソン ハーフマラソン 1時間10分58秒 2位 (ハーフベスト)

 

23年 名古屋ウィメンズマラソン 2時間29分56秒  13位 

 

23年 香川丸亀国際ハーフマラソン大会 1時間11分48秒 7位

 

22年 大阪国際女子マラソン大会  2時間23分11秒 4位 (マラソンベスト)

 

21年 大阪国際女子マラソン大会  2時間31分7秒 9位

 

20年 大阪国際女子マラソン大会  2時間28分48秒 15位

 

19年  世界陸上競技選手権大会(ドーハ) 日本代表

                  2時間39分9秒 7位入賞

 

19年 函館マラソン ハーフマラソン 1時間11分38秒 5位

 

19年 名古屋ウィメンズマラソン 2時間25分28秒  11位 

 

18年 山陽女子ロードレース大会 1時間11分2秒 5位

 

18年 北海道マラソン 2時間31分34秒 3位

 

18年 函館マラソン ハーフマラソン 1時間12分40秒 優勝

 

18年 名古屋ウィメンズマラソン 2時間35分58秒  21位 

 

17年 山陽女子ロードレース大会 1時間11分32秒 14位

 

17年 全日本実業団ハーフマラソン大会 1時間12分17秒 10位

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