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高校駅伝・都大路注目。インターハイ800m優勝の久保凛(くぼりん・東大阪大敬愛高校 串本町立潮岬中出身)世代日本代表のスピードを生み出すフィジカルとストライドに高速ピッチで見据える世界。

 

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23年度中長距離、駅伝競走、高校生注目選手

 

近畿大会で近畿地区代表を決めた東大阪大敬愛高校。

東大阪大敬愛高校はトラックで強いイメージがあるが、今年の800mを席巻しました。3年生の亀井咲里選手とともにその強さをみせたのが、1年の久保凛選手です。

中学のころから800mでは世代トップの選手でしたが、同学年にドルーリー選手がいて注目はもっていかれていましたが、ドルーリー選手が全国的に注目を浴びた都道府県対抗女子駅伝の中学生区間3区で区間2位の9分21秒で8人抜きを果たしています。

1500mが強いドルーリー選手に対して、800mで強い久保凛選手は1年での出場とはいえインターハイで得意の800mで譲るわけにはいかない気持ちで走り、上の学年の選手など強い選手が多くいるなかで2分6秒台でインターハイの800を制しました。

高校生になって連戦を重ねるごとにフィジカルが強くなっているのがみてとれます。

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もともと手足が長く、腰高でスピードはでそうなアスリート体型ですが、フィジカルが強くなっているので走る姿勢も突っ込みすぎなく、ストライドが伸びているのと、スムーズに回転してピッチがあがっているので、以前より無理なくスピードに乗れているのと、スタミナが強化されてスピードを持ったまま距離を伸ばしていっているのが今後期待が持てます。

フィジカル的には同学年のドルーリー選手よりも優れている部分も多いので、スケール感は感じさせます。

インターハイの優勝者として世代別の日本代表などでも活躍している久保凛選手。

夏をこえてからは積極的に3000mなどのレースにも出場しており、スタミナ強化が進んでいることが伺えます。

スケール感からスピードがある選手でさらにまだ1年ということでどこまで伸びていくのか期待される選手です。

 

トラックシーズンから駅伝などのシーズンに入って、東大阪大敬愛高校として高校駅伝大阪府大会に臨みましたが、全国の強豪校である大阪薫英女学院の壁は厚く跳ね返されてしまいましたが、久保凛選手は5区で区間賞の走りをみせ存在感をしめしました。

 

 

 

 

 

 

 

そしてその悔しさを胸に、高校駅伝近畿大会に挑んだ東大阪大敬愛高校は、立命館宇治・大阪薫英女学院・須磨学園という強豪校に続いて4位で、近畿地区代表として都大路に出場することが決まりました。

1区を走った久保凛選手は、須磨学園の池野選手や立命館宇治の芦田選手といった同学年の力のある選手と先頭争いをし、エース区間を区間2位で走りました。

久保凛選手の好走が後の区間に続く選手の走りにも繋がったと思います。

 

得意の800mだけでなく1500mや3000m、さらには5~6キロという距離を伸ばしても世代でトップクラスの実力があることを示しているのが久保凛選手のスケールに期待してしまう点です。

 

都大路でも1区を走ってくれるのかはわかりませんが、最後のスピードは間違いなく持っている選手です。

都道府県対抗女子駅伝の3区で区間2位で走ったときも、ラスト1キロはドルーリー選手よりも良いタイムでした。

得意の距離からは距離が長いのは仕方ないですが、インターハイチャンピオンのスケールの大きな走りが都大路初出場の東大阪大敬愛高校の躍進に繋がることは間違いないと思います。

区間賞争いに割って入るようないい走りを期待したいですね。

また久保凛選手は都道府県対抗女子駅伝でも好走が期待されるので楽しみにしたいと思います。

 

追記

今大会は12月の盲腸の手術により控えにまわることが決まったみたいです。

都道府県対抗女子駅伝での走りに期待したいと思います。

 

 

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