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ママで五輪を目指す。前田彩里(まえださいり)ダイハツ陸上競技部。前回に引き続き2度目のMGCチケットを出産後復帰初戦の大阪国際女子マラソンで獲得。

 

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前回のMGCのチケットを獲得した数少ない選手のひとりだった前田彩里選手でしたが、MGCには右太もも裏痛で欠場して走ることができずに最終的に五輪には届きませんでした。

その後出産して、早期にマラソンに復帰してくるというのは想像してませんでした。

そのくらい出産してからトップアスリートに戻ってくることが難しいのもありますし、前田彩里選手は怪我にも悩まされていた時期もあったので難しさは感じました。

 

若手時代から期待された選手でしたが、16年の世界陸上以降は代表には怪我などで届かない時代も長かったのですが、走るのが好きな選手なんだと感じます。

 

それとダイハツは女性監督の山中美和子監督が非常にいまどきの女性アスリートを理解しているのではないかと考えます。

松田瑞生選手も結婚されたりしてますし、結婚・出産ということも両立させて、選手のアスリートとしての夢も追っているような気がします。

 

またダイハツは松田瑞生選手や加世田梨花選手などの日本屈指のマラソンランナーも所属しており、他の選手たちもドンドンマラソンへ挑戦する流れができているように思われます。

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若いころからマラソンで実力を発揮し、ママとなって復帰してきた前田彩里選手の走りには注目していました。

クイーンズ駅伝で5区で区間上位で走れるくらい戻ってきていたので、調整次第でトップクラスで走れる雰囲気はありました。

大阪国際女子マラソンでは、冷静に日本人ペースメーカーが引っ張る第二集団につけて、MGCのチケットをとりにいくレースにかけていたのも感じられました。

その第二集団の中でもしっかり前方で走り、ハーフを越えてからはペースメーカーとともに集団を引っ張り、ペースメーカーが外れてからも上杉真穂選手や𠮷川侑美選手や池田千晴選手などと競りながらその中でも積極的に前を引っ張りにいくレースをしていました。

出産から復帰して、初のマラソンと考えると素晴らしいレースだったと思います。

10年以上前に赤羽有紀子さんが選手だったころが懐かしくおもえます。

赤羽有紀子さんと言えばママさんランナーでトップランナーでした。

前田彩里選手はママさんになって初のマラソンできっちり結果を残してきたので、10月に行われるMGCには怪我なく参加して欲しいと思っています。

今マラソンで強いダイハツの中でもトップクラスの実力者でもあります。

ママは強しというのをみせてくれれば、また女子アスリート・女子マラソン界も結婚や出産をしても諦めないという流れが進んでいきそうです。

 

それが陸上界を盛り上げるとも思いますし、強い日本のマラソン復活への鍵にもなっていくのではないでしょうか。

 

層がドンドン厚くなるのに年齢や結婚や出産などで諦めるというのではなく両立していくというカタチをつくる先駆者として成功して欲しいと応援しています。

 

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オフィシャルデータ  プロフィール

 

名前

前田彩里

 

生年月日       1991年 11月 7日

出身地(都道府県)  熊本県

出身校 (最終)   佛教大学

 

所属

ダイハツ陸上競技部

 

 

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 画像など引用させていただきました

 





 

引用元   

https://www.daihatsu-trackandfield.jp/

ダイハツ陸上競技部|DAIHATSU TRACK & FIELD HP

      から写真を引用させてもらっています。

 

 

 

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