- 出雲駅伝、はじめに
- エースは1区・3区・6区あたりに投入
- 1区 8.0キロ (エース・準エース区間)
- 2区 5.8キロ (スピード区間・準エース区間)
- 3区・8.5キロ (エース・準エース区間)
- 4区 6.2キロ (繋ぎの区間)
- 5区 6.4キロ (繋ぎの区間)
- 6区 10.2キロ (大逆転も起こる?エース級区間)
- 出雲駅伝の観戦ポイント
出雲駅伝、はじめに
季節は夏を越えて、
秋になってきました。
学生三大駅伝・大学三大駅伝とも言われるのが
出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)
全日本大学駅伝(全日本大学駅伝対校選手権大会)
箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)
です。
昔から日本人はマラソンというものが好きで、
その中でも駅伝というものが好きな国民性があります。
やはり耐える・忍ぶなど
どこかに日本人の心としての
美学的なものなどがあるのかもしれません。
一本の襷に想いを乗せて
懸命に走る姿、必死で繋ごうという気持ちなどに
心が打たれるのではないでしょうか。
そんな駅伝シーズンも
出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)より
シーズンを開幕することになります。
春のトラックシーズンや
夏の合宿などを経て、
選手たちが秋からロードに向かいます。
そんなシーズンの開幕が
出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)なのです。
出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)は
全日本や箱根駅伝と比べると
箱根の4分の1(2日間で開催)、全日本の2分の1ほどの距離と
スピード駅伝と言われます。
距離も短ければ、区間も6区間と短く
2時間ちょっとの高速駅伝になります。
そんなレースの見どころを コースの紹介とともに書いてみたいと思います。
エースは1区・3区・6区あたりに投入
各区間は上の感じになります。
区間が6区間と短いのでどの区間もポイントとなりますが
1区・3区・最終6区が比較的長い区間となり
各大学はエース・準エースを配置してきます。
レースの流れを作るといった意味でも
出雲大社前に集まった大歓声の中を走っていく1区や
前半でトップに立っていたいという
裏の3区
そして最長区間で出雲大社前に戻ってきて、出雲ドームを目指す
最終区間の6区がポイントで
前半のポイントの2区も接戦で繋ぎ区間になるので
重要視されています。
4・5区も繋ぎ区間ですが、近年は力のある選手が集まります。
1区 8.0キロ (エース・準エース区間)
1区は
(スタート)出雲大社正面鳥居前(勢溜)→→出雲市役所・JAいずも前(第1中継所、8.0km)
出雲大社正面鳥居前に21校が並んでスタートとなります。
スタートから神門通りを一気に下っていきます
いきなり飛び出す年もありますが、
8キロなので、
神門通りなどを抜けて浜山公園まではある程度固まって走りながら
徐々にペースアップしていき集団がばらけはじめるというカタチが多い気がします。
どっちにしても、残り2キロほどになれば最後のスパート合戦になってくるので
駅伝の醍醐味でどこで誰が仕掛けるかというのがポイントになります。
各大学のエース・準エースクラスが揃っているので
見応えあるスパート合戦になるのではないでしょうか。
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2区 5.8キロ (スピード区間・準エース区間)
2区は出雲市役所・JAいずも前→斐川直江(第2中継所)までの5.8キロと最短区間
平坦でアップダウンも少ないゆえに
ほんとのスピードコースでのスピード勝負になります。
なので、選手はタスキを受けた瞬間、
スピード勝負で飛び出していきます。
とくに1区の区間賞争いでスパート合戦をした勢いそのままに連なって駆け込んでくるので
2区は抜きつ抜かれつの順位変動も大きい区間で、
スピード勝負になるので、
最短区間でも、準エースの投入をしてくる区間でもあります。
1区・2区でいかに流れを作るかというのが大事になってくるので
2区までは落ち着きません。
激しいレースが繰り広げられるはずです。
3区・8.5キロ (エース・準エース区間)
3区は斐川直江(第2中継所)→平田中ノ島・ラピタひらた前(第3中継所)までの8.5キロ
3区は最終6区についで長い距離になります。
なので各大学エースクラスが揃いますが、
距離の短い出雲駅伝なので、
前半で勝負がついてしまうケースもあるので
3区までで先頭をと考えるチームが多いため、
エースが投入されることが多いです。
1区2区を差のないカタチで繋いできたりするので、
各大学とも、ここで先頭を伺うか、ここで盤石のカタチに持っていくか、それともここまでで遅れていたら巻き返すかというのがポイントになってくるので
単独走ができるエースが投入されやすいです。
出雲大社前などに比べても観客もまばらになってくる場所なので、
力ある選手が力ある走りを出す区間だと思います。
距離も出雲の中では2番目に長いし、田園地帯を走るために風をもろに受けやすい。
風が横風や向かい風になりやすく力あるエースクラスの選手がどう走るかで、勝負のポイントとなる区間です。
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4区 6.2キロ (繋ぎの区間)
4区は平田中ノ島・ラピタひらた前(第3中継所)→鳶巣コミュニティセンター・JAいずも鳶巣前(第4中継所)
エース級の選手が集まった3区までで、
序盤の流れが決まってきています。
なので4区は繋ぎの区間と言われます。
最後のアップダウン以外は平坦な田園風景の中を走ります。
前後と差もついている中で逃げる、追うのレースになるのですが、
各大学とも選手のレベルがあがってきているので、
ここの区間にどれだけの選手を配置できるかが、チーム力になってくるのではないでしょうか
5区 6.4キロ (繋ぎの区間)
5区は鳶巣コミュニティセンター・JAいずも鳶巣前(第4中継所)→島根ワイナリー前(第5中継所)
4区同様繋ぎの区間ですが、4区以上に細かいアップダウンが多い区間なので、
意外と油断などしたら差の縮まりやすい区間かもしれません。
追い風にもなりやすい区間だったりするので
風の影響も受けやすく、チームの総合力を問われる区間になるのが
4区5区と言えるのではないでしょうか。
最終区間の6区が最長区間となるので、そこにどういったカタチで繋ぐことができるかが
勝負の山になります
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6区 10.2キロ (大逆転も起こる?エース級区間)
6区は島根ワイナリー前(第5中継所)→出雲ドーム(フィニッシュ)
短い距離で行われている出雲駅伝の中で最長の10.2キロ
出雲大社正面鳥居前に帰ってきて、そこから神門通りを抜けて出雲ドームを目指す
過去にはスーパーエースで大逆転といったことも何度もあった区間
エースクラスの選手には短いくらいの10.2キロなので
序盤から突っ込んでいくのか、徐々にペースをあげていくのか
そういった順位によってレースプランが変わっていく区間。
出雲駅伝の観戦ポイント
出雲駅伝は
出雲大社正面鳥居前から神門通りを2度走っていくコースです
出雲大社には、神在月(神無月)なので
神々が集まっている10月なので
出雲大社周辺には人が多いです。
観光も兼ねてならば
出雲大社周辺が見どころのひとつだと思います。
出雲大社正面鳥居前を一斉スタートで下っていった各大学が
2時間弱で戻ってまた下っていきます。
個人的にも何度も出雲大社周辺で
みているので、
できれば今年も出雲の地で
選手たちを応援できたらと思っています。
出雲駅伝に関することをブログにもあげていこうと思います。
2019年出雲駅伝は
昨年優勝の青山学院大学・2位の東洋大学・箱根を制した東海大学が3強ですが、
それに続く大学も差がないと言われています。
國學院大学・駒沢大学・帝京大学・中央学院大学そして法政大学あたりまでも上位予想されています。
出雲駅伝の予想も、近々してみようと思います。
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