ねこぷろ

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桜花賞4着もスウィープフィートは力の差はない。展開のアヤで負けて強しの内容。残り200mで外に出して前が開けてからの末脚はオークスに繋がる走り

 

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2024年の桜花賞はモレイラ騎手騎乗のステレンボッシュ号が1分32秒2で駆け抜け桜花賞馬に輝きました。
阪神ジュベナイルFを制していたアスコリピチェーノ号は2着。
阪神ジュベナイルFの1・2着が入れ替わったカタチで阪神ジュベナイルFのレベルが高かったことを証明するレースにもなりました。
3着にはエルフィンステークス1着のライトバック号、4着にはそのライトバック号の2着だったスウィープフィート号が入りました。
5着にはエトヴプレ号が入りました。

 

応援していたスウィープフィート号を中心にレースをみていきたいと思います。

 

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武豊騎手の過去の桜花賞の成績は

シヨノロマン     2着
シャダイカグラ   1着
ゾウゲブネメガミ  7着
スカーレットブーケ 4着
ゴールデンソネット 18着
ベガ        1着
オグリローマン   1着
ダンスパートナー  2着
シーズアチャンス  6着
ファレノプシス   1着
フサイチエアデール 2着
エアトゥーレ    11着
アドマイヤグルーヴ 3着
ダンスインザムード 1着
エアメサイア    4着
アドマイヤキッス  2着
アストンマーチャン 7着
アイアムカミノマゴ 6着
エーシンハーバー  14着
メイショウスザンナ 5着
クロフネサプライズ 4着
ベルカント     10着
レオパルディナ   11着
レッドアヴァンセ  7着
リスグラシュー   2着
マウレア      5着
シェーングランツ  9着
レシステンシア   2着
ウォーターナビレラ 2着
ライトクオンタム  8着

スウィープフィート    4着

 

 

スウィープフィート号はキャリアこそ7戦目となりましたが、他の馬に比べてかなり幼さが残っています。

ゲート内の模様とスタートをうつした動画があったのであげてみます。

 

 

 

 

奇数番でゲート内が長くなることが想定されていたためスタートが不安視されましたが、武豊騎手は他の馬たちと5分のスタートを切らせています。

 

スウィープフィート号はゲートこそ潜ろうとはしていませんが、横を向いたり後ろを向いたりゲートがまだまだ不安のようです。

それでもその馬を5分のスタートを切らせるのだから流石武豊騎手です。

 

結果的に勝ち馬が阪神ジュベナイルFの1・2着で、阪神ジュベナイルFには永島まなみ騎手と出ており、スタートで出負けして最後方だったのと違い、桜花賞では5分のスタートからゆっくり馬群の後方に下げており、人馬ともに折り合いをとりながら思ったレースを道中は進めています。

トライアルなどで逃げている馬が積極的に逃げないのでテンが平均で流れたので、最後方に位置したスウィープフィート号やライトバック号には中団後方の2列3列前を走る勝ち馬や2着馬の方に分がある流れになりました。

 

 

 

 

 

 

4コーナーの600m付近でスウィープフィート号は内側に入って17番手、そのすぐ外側後方をライトバック号が18番手でまわっていきます。

内をまわってきて4コーナーからそのまま外に出そうとしていたスウィープフィート号のすぐ外をライトバック号があわせてまわってマスクオールウィン号(15着)が目の前にいて外に出そうとするのをライトバック号にブロックされるカタチでマスクオールウィン号の内に進路をとらざるを得なくなったスウィープフィート号。

残り400mを切った時点で最後方18番手になってしまいます。

内に進路を狙うもハワイアンティアレ号(10着)が内からスウィープフィート号の方に寄ってきて前にテウメッサ号(9着)が前を塞いで壁になってしまいます。

 

この時点で残り200mを切って後ろから4・5頭目だったスウィープフィート号。

マスクオールウィン号(15着)を1馬身かわしてたので、ライトバック号があがっていくのを確認してマスクオールウィン号の前でライトバック号の後ろを外に出してやっとスウィープフィート号に進路が開けました。

 

進路がない絶望的な状況から、最後170mほどで進路を確保する武豊騎手の判断は流石です。

そしてそれに応えるように前が開けてムチが入ってエンジンがかかっていくスウィープフィート号。

残り100mほどで一気に前を詰めていくも4着まで、展開のアヤに泣かされた面もありましたが、素晴らしい末脚を披露し、このレベルのメンバー相手でも末脚は通用することを示しました。

勝ち馬と0.2秒差の1分32秒4の走破タイムからも勝ち馬たちから差がないところを示しています。

繰り出した末脚はラスト200mを切ってから、ライトバックのあがり32秒8に次ぐ、33秒0ですが、大外をクリアになってから直線追い続けれたライトバック号と、進路を探して内や外にして、ラスト200mを切ってから、ライトバック号の後ろから外にまわって、ライトバック号に2分の1馬身差まで迫っての末脚は、一級品の脚というのをみせました。

勝ち馬、2着馬は力のあるところをそのままみせましたが、位置取りと追い出してからの紆余曲折を考えると、上位のメンバーはどの馬も力があるが、スウィープフィート号もかなりの力があるというのをみせました。

 

 

 

 

 

 

 

間違いなく世代最強の末脚を持った1頭です。

それだけでなくゲートなどをみても馬体をみても馬自体がまだまだ幼い。

それでいてこれだけ走るんだから、いつかはGⅠに届く馬であるというのも示しているのではないかと思われます。

 

前がクリアになって追ってからは1・2・3着馬も止まってないから最後はなかなかつまらなかったけど、伸びる脚はあったので血統的にも距離は大丈夫そうだし、今後のクラシックも楽しみなスウィープフィート号です。

 

 

 

 

 

枠なりにライトバック号と走ってきたので、とりたい進路に出させてもらえないレースで前も詰まって開かないという運のないところもありましたが、絶望的な状況からでも進路を確保して最後200m弱に末脚を出させている武豊騎手の上手さと、その末脚を出させるためにゲートでキョロキョロしているスウィープフィート号を5分にスタートさせて、気分良く内側を走らせて折り合いに重視し、内から外を狙うまでは脚を使わず、前が開くのを狙いながら、開いてからムチを入れて最後の末脚に期待し、それに応える素晴らしい末脚を出したスウィープフィート号も本物でした。

 

次以降も期待できる内容での負けなので次のオークスを楽しみにしたいと思います。

勝ち馬や2着馬、3着馬には先着したことがないという点においても、阪神ジュベナイルFやエルフィンステークスも負けた理由ははっきりしているし、桜花賞も先着をゆるした3頭と比べて、直線ひらいたのが200mからというのを考えると桜花賞よりはオークスの方が力を出し切りやすいかもしれないですね。

 

スウィープフィート号は左まわりなどが初になるのでそこが心配どころもあるかもしれません。

ただまだまだ幼い馬なので今後の活躍を応援していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

www.youtube.com

スウィープフィート[牝3・栗毛]
父:スワーヴリチャード
母:ビジュートウショウ
7戦2勝[2-2-1-2]

 

主な勝ち鞍

チューリップ賞

 

 

 画像など引用させていただきました

 

 

 



 

 

引用元  

https://www.jra.go.jp/

 JRA 日本中央競馬会 HPから写真を引用させてもらっています。

 

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