岡山代表として全国中学駅伝に出た岡山市立京山中学ですが、全国優勝が期待された女子だけでなく、男子も１秒差で勝ちきって、史上２校目となる男女アベック優勝を果たしました。
それまで岡山県代表としては、入賞が男女１度ずつあったのが最高位だったんですが、一気に男女とも優勝までかけあがりました。
どちらのレースもみていたんですがほんと強かったです。
どの選手も頑張っていました。
ここ数年京山中学の陸上は強いと思っていましたが、ほんと良い選手が集まってきた上に、良い指導がなされているんだろうなということで、今年の女子なんかは８００ｍや１５００ｍで全国トップクラスの選手が何人もいるような凄いチームになっていました。
当然、１５００ｍで全中チャンピオンになった黒田六花選手は、ドルーリー選手（津山鶴山）が注目を集めた昨年からドルーリー選手を追う存在として注目していました。
全中予選１組１位の２分１０秒１７で全体２位で全中８００ｍ決勝にいった２年の石原万結選手や、１５００ｍで全中に出た樋口遙選手。１５００ｍで全中に出て決勝に進んだ南和奏選手など実力者揃い。
岩﨑芽生選手や宮永愛美選手など力のある選手が多く揃っているというのが京山中学のレベルの高さで、注目度も高かったです。
全国中学校駅伝 京山中学校（岡山市）が男女ともに県勢初優勝…史上２校目のアベック優勝【岡山】 #FNNプライムオンライン #岡山放送 https://t.co/gcETrWt9BV
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１区は３年の樋口遙選手。
序盤風が強い中力のある選手が揃っている中慎重に走っている感じで、確実に上位で繋ぐことを優先したような走りでした。
優勝候補の１区ということで１区と５区が３キロということもあって１５００ｍなどの実力者であっても無理はできない感じで確実に上位を拾いにいった感じでした。
２３秒差の９位でのタスキ渡しになりましたが、無理すればもっと上位もあったかもしれませんが、ほんと重責を果たしてまず前が見える位置で確実につないだって感じでした。
２区は２年の南和奏選手。１５００ｍの実力者でもあるからタスキをもらってから積極的に前に前にという走りで、２キロを区間５位の７分３秒で順位も５位まであげてタスキを渡しました。
３区は１年の岩﨑芽生選手。一年とはいえ強い京山中学の中でメンバー入りするだけの実力者。ドンドンと前を追う勢いのある走りで２キロを区間２位の７分５秒で走って順位も２位まであげましたが、逃げてた大沢野中の黒川選手が区間賞の走りで届きませんでした。
４区は２年の石原万結選手。
石原万結選手は全中でも８００ｍで決勝までいって、最後のコーナーまで先頭争いをした実力者です。
コースアウトで失格扱いになってしまいましたが、実力は間違いなく全国トップ３には入る実力者。
４区の石原万結選手は先頭大沢野中から２３秒遅れの２位でスタートしました。
流石全中８００ｍ決勝まで出た力は本物で、一気に先頭に追い付くとそのまま突き放しました。
４区で石原万結選手のようなレベルの選手をもってきている中学はなかなかいません。
それが京山中学の優勝を決定づけたと言える区間でした。
２キロ区間を６分５０秒で走り抜け区間賞。同じ２キロの区間を走った２区・３区をあわせても区間賞のタイムで、２位の大沢野中に逆に１３秒差をつけました。
５区のアンカーは黒田六花選手。
先頭でもらった全中１５００ｍのチャンピオン黒田六花選手は風の中無理することなく最後まで安全走行で２位との差を開いて優勝のテープを切りました。
黒田六花選手の実力は言うまでもないレベルです。
神村学園のムトニ マーガレット選手に区間賞はゆずりましたが、区間３位の走り。
優勝を確実に掴むため確実な走りをした印象です。
ほんと京山中学の強いレースでした。
黒田六花選手・樋口遙選手・石原万結選手は都道府県対抗女子駅伝の岡山代表としても好走が期待されます。
南和奏選手や石原万結選手は２年、岩﨑芽生選手は１年ということで来年も強い京山中学と強い岡山県代表が期待できるので、岡山県民としては今後も活躍を期待したいですし、応援していきたいと思います。
画像など引用させていただきました
引用元
日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations
JAAF 日本陸上競技連盟公式サイト HPから写真を引用させてもらっています。
