何十年に一度ほど岡山にスーパースター候補が生まれる中学高校の女子陸上界。
昨年全中ナンバーワンとして、都道府県対抗女子駅伝で全国区をこえるブレイクをしたドルーリー朱瑛里選手。そんなドルーリー朱瑛里選手が中学3年で活躍していたとき黒田六花選手は強い2年生がいると注目されていた中、中学3年になって全中の1500mで優勝。U16の1000mでも優勝など、2023年ランキングで800mと1500mでトップになっているのが黒田六花選手です。
まさしく昨年のドルーリー朱瑛里選手を彷彿させるような中学の中長距離のチャンピオン的存在になっています。
ドルーリー朱瑛里選手の2022年度の中学記録が800m2:11.42。
1500mが4:26.92でそれぞれの全国トップでした。
今年は黒田六花選手が800m2:11.33。
1500m4:28.60でそれぞれの全国トップになっています。
黒田六花選手は1学年上のドルーリー朱瑛里選手を意識し、越えないといけない存在として意識しているようです。
黒田六花選手の京山中学は、800m1500mの全国レベルの選手が多数います。
樋口遥選手・南和奏選手・石原万結選手・宮永愛美選手などもレベルの高い選手です。
そんな中で常に高いレベルで切磋琢磨している黒田六花選手が都道府県対抗女子駅伝の岡山代表に選ばれるのもかなり高いと思います。
おそらく3区と8区だと3区なのかなという印象です。
今年の都道府県対抗女子駅伝ではドルーリー朱瑛里選手や強い高校生たち、そして天満屋の面々と久々の優勝を狙えるようなチーム編成が組めるんじゃないかとも思える岡山チーム。
中学生区間は間違いなく岡山は京山中学の最強の2人で構成されそうですね。
黒田六花選手の良さは積極性ですね。
最初から先頭にたって強気に走る姿がいいですね。
ドルーリー朱瑛里選手も中学3年のころは積極的に前に前にと先頭で走る姿が印象的でした。
黒田六花選手も先頭を譲らないで最初から最後まで走り抜ける姿が気持ちの強さを感じます。
クレバーに走るよりも強気で走る選手の方が将来的には伸びているような気がします。
とくに中学生時代は。
トラックにしても、ロードの駅伝などにしても、大事なのはメンタルです。
メンタルが強い選手が強くなるし、勝てる選手になります。
黒田六花選手は強い選手ですが、どこか荒削りな感じが良いです。
体幹は強そうですが、走りはまだまだ進化しそうな要素があります。
身長は小柄な感じですがスピードあって、持久力も高そうです。
夏の全中の走りより、U16の時の方が洗練された走りに進化しているようにみえたので、たった2ヶ月弱でかなり進化しているようにもみえました。
そこを踏まえると楽しみですね。
どこの高校に進むのかわからないですが、ドルーリー朱瑛里選手を意識する感じや、お兄さんなどの進学からみて、岡山県内での進学が高そうなイメージがあります。
岡山県内の高校に進めば、ドルーリー朱瑛里選手とのレースもまた増えるでしょうし、岡山県内のレベルがあがることはお互いにとって良いことだと思います。
岡山が陸上の強い県になってきているのが嬉しく感じます。
素晴らしいアスリートを応援していきたいですね。
オフィシャルデータ プロフィール
画像など引用させていただきました
引用元
日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations
JAAF 日本陸上競技連盟公式サイト HPから写真を引用させてもらっています。
名前
黒田 六花
出身地(都道府県) 岡山県
所属校 岡山市立京山中学校
黒田六花選手のお兄さん2人も陸上のトップ選手。
大学デビュー戦になった出雲駅伝2区で区間賞をとった黒田朝日選手の妹にあたるのが黒田六花選手です。
黒田さん兄弟姉妹は陸上家族として岡山では有名。
黒田六花選手の中学校、京山中学も陸上の強豪校。