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めぞん一刻・第11話『三鷹(見たか)、五代』より

 

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 めぞん一刻についていろいろと掘り下げていこうと思っています。

前回のお話はこちら ↓

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今回はめぞん一刻・第11話『三鷹(見たか)、五代』から、注目すべきやりとりをみていこうと思います。

このページの引用元は 出典 高橋留美子 『めぞん一刻』 

めぞん一刻・第11話『三鷹(見たか)、五代』よりになります。

以降 出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

 

 

四谷さん 「ほほー、あれですか。管理人さんの男というのは」

 

五代くん 「男と決まったわけじゃないでしょ。」

 

四谷さん 「お似合いだと思いません?」

 

五代くん 「どーも あーゆー色男ヅラはね・・・・」

 

四谷さん 「かっくいいじゃないですか」

 

五代くん 「テニスなんて 男らしくないですよ。」

 

四谷さん 「そんなことないでしょ。あれでごはん食べてるんだから。」

     「ガキ(五代くん)よりなんぼかマシです。」

 

出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

 

四谷さんと五代くんの会話良いですね。

四谷さんは変わり者ですが、こういう場面では意外と正論を言って五代くんをたたきます。

五代くんが卑屈になる感じが、四谷さんを通して、三鷹さんと五代くんのバチバチのライバル関係への狼煙ともとれます。

 

三鷹さんは(数字では3)、四谷さん(数字では4)、五代くん(数字では5)という並びにも注目したいところです。

 

 

 

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三鷹さんは一刻館のメンバー、管理人さん、五代くん、四谷さん、一の瀬のおばさんとともに朱美さんが働くスナック茶々丸に、三鷹さんの車で移動します。

昼間からスナックに乗り付けるところが一刻館のメンバーらしい感じです。

 

四谷さん 「これが噂の女殺し。」

 

三鷹さん 「人聞きが悪いなあ。」

 

朱美さん 「わあ!! 殺して・・・」

 

三鷹さん 「あのねー」

 

朱美さん 「(管理人さんにむかって)ねーねーあまったらわけてね。」

 

響子さん 「な、なに言ってんですか」

 

一の瀬のおばさん 「プライドないねー朱美さん」

 

出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

 

それぞれのキャラクターがでている受け答えです。

朱美さんは、言っている内容の割には淡々と言っているのでキモがすわっている大人な女性です。

 

 

 

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一の瀬のおばさん 「酒の勢いでもう一度あれやってよ。」

 

一の瀬のおばさん 「響子さん好きじゃー。」

 

三鷹さんが五代くんの管理人さんへの気持ちを理解します

 

響子さん 「いやだわ一の瀬さん・・・あれは冗談だったんですよ。そうでしょ五代さん」

 

五代くん 「(余裕の三鷹さんをみながら)冗談じゃありません。好きです。」

 

出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

 

響子さんは照れます。そして茶化された管理人さんと五代くんは照れます。

 

 

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恥ずかしさや気まずさを感じ、つまづいて三鷹さんの受け止められて、胸を触られてしまった響子さんはあわてて茶々丸をあとにします。それを追うように三鷹さんも店をあとにします。それをみた五代くんは二人を追おうとしますが、四谷さんと一の瀬のおばさんに捕まってしまいます。

 

五代くん 「はなせ」

 

四谷さん 「シラフで告白した祝杯祝杯。」

 

五代くん 「邪魔するな。」

 

一の瀬のおばさん 「今度はコーチがモーションをかける番っ」

 

五代くん 「あんたらどっちの味方なんだー」

 

四谷さん 「味方もくそもありませんっ。」

 

一の瀬のおばさん 「おもしろけりゃいいんだよっ」

 

出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

 

それぞれのキャラクターがでている受け答えです。

四谷さんと一の瀬のおばさんは、とりあえずただ酒飲めて、面白けりゃ良いんだという野次馬根性のキモがすわっています。

このころの四谷さん、一の瀬さん、朱美さんはいわゆる面白けりゃ良い、どっちの味方でもないし、酒の肴になるようなネタがあれば良いという感じです。

 

このあと、三鷹さんもスマートに「相当時間がかかりそうですね、ま、ぼくは気の長い方だから」と管理人さんに伝えます。

 

タイトルの『三鷹、五代』は三鷹さんが『見たか、五代』と先制パンチを加えた感じの回だと言えます。

スマートな余裕ある三鷹さん、なんとか食らいつこうとする五代くんの対比が、恋の三角関係がはじまったことを示唆していると言えるでしょう。

 

やはりラブコメにはこういう三角関係とすれ違いが必要不可欠と言えそうです。

 

これからも、めぞん一刻に興味をもっていただければ幸いです。

 

 

 

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