昨年の有馬記念を制したドウデュース(牡5歳、栗東・友道)&武豊騎手のコンビは、前哨戦を挟まずにドバイターフ・G1(3月30日・UAEメイダン、芝1800メートル)へ直行することが決まったようです。
昨年は京都記念を挟んでの挑戦でした。
京都記念圧勝の後期待されてドバイの地についたドウデュースでしたが、非常に元気に走っていたのに、左腕節に違和感が出たとして出走を取り消してドバイの地から手ぶらで帰ることが決定したドウデュース&武豊騎手でした。
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昨年のドバイでの出走取消から復帰までの流れから武豊騎手の直前の怪我での乗り替わりなどコンビとしての流れが上手くいかずに、天皇賞・JCと復活の道筋を示しながら、有馬記念で再び主役の座に戻ってきました。
ドウデュース自身が前進気勢が強くなった点、ドウデュースの体型が胴がつまって筋肉質の身体をみるとマイラー寄りではないかというのがどうしても意識されるところですが、強い馬と折り合いがつけれる騎手には杞憂な部分です。
ドバイターフの方が体型的には向くイメージですが、先を考えればドバイシーマクラシックの可能性もまだあります。
ドバイシーマクラシック2410mは日本に近いと思うのでチャンスはあると思います。もちろんターフの方が体型向きですが、折り合いさえつけばどっちでも抜群のレースをしてくれるはずです。
ただ休み明けで乗り替わって天皇賞2000mでイクイノックスについていって1分56秒6というタイムなので、ドバイターフ芝1800mだと初戦から走れると思います。
京都記念を走った昨年初戦も前進気勢が強い中折り合って、勝負処でペースをスッとあげてラスト余力を残しながらの圧勝でしたから、
まずはドバイでの勝利から今年のスタートを無事に切って欲しいです。
そして夢を獲りに行ってくれたら嬉しいですね。
3歳で王道路線から、海外や凱旋門賞に挑戦したり、4歳の昨年も紆余曲折などあって勝ちから見放された時期もありました。
いろんな要因で勝てない時期があったとしてもそこからまた勝つっていうことに期待し、それを実現したドウデュースはやっぱりドウデュース&武豊は強い。
強かったとドラマチックにも語れます。
強い名馬にも憧れるものですが、期待通りにいかない中からの復活や勝利など頑張っている馬や騎手にたいして凄いなとか頑張っているなと応援するのも競馬の醍醐味です。
そういうものを求めているのも競馬ファンなので、ドウデュース&武豊騎手はファンからも愛される存在なのだと思います。
無事に頑張って欲しいですね。
画像など引用させていただきました
ドウデュース[牡4・鹿毛]
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
12戦6勝[6-1-1-4]
主な勝ち鞍
有馬記念 (GⅠ)
東京優駿(GⅠ)
朝日杯FS(GⅠ)
京都記念(GⅡ)
引用元
JRA 日本中央競馬会 HPから写真を引用させてもらっています。