ドバイ・ターフではレース前から馬っ気などを出して、不完全燃焼のドウデュースでした。
馬っ気とは牡馬の発情のことです。 馬っ気を出すと競走に集中力を欠き、能力を出し切れなくなることが多いと言われていますが、レース前から馬っ気を出して、これは走れないなあっていう感じだったのですが、スタートに出遅れて、内の難しい位置に入ってしまったのもあって、馬群を割ってくるのに時間かかったり、内と外では外の方が伸びてる中、内で難しいレースになって、結果5着と不完全燃焼でした。
2着ナミュール・3着ダノンベルーガとの力関係をみても、普通に力が出し切れる状態であれば勝ち負けした内容だったと思われます。
レース前にドウデュースが馬っ気を出したのも季節もあるかもしれませんし、ドウデュースにとって海外競馬は放牧やバカンスと同じ気分だったのかもしれません。
ドウデュースという馬は勝っても負けても応援するファンが多い人気馬ですが、そういう個性もドウデュースらしいなとなっているのではないでしょうか。
そういう面では海外競馬での勲章を狙う意味では難しさがある馬ですが、力は間違いなく日本トップクラスの馬であるのは疑いないところです。
宝塚記念は間違いなく力を発揮できる舞台で、1番人気になる馬だと思います。
マークされる存在ではあると思いますが、4コーナー捲り気味にねじ伏せる王道レースを武豊騎手も選択するのではないかと思われます。
どうしてもピッチ走法ではあるので、小回りが向いているようにも思われますが、状態も良さそうなので馬っ気さえなければ強いレースをしてくれると思います。
安田記念2着になったナミュールの鞍上も今は武豊騎手です。
ドバイ・ターフ2着のナミュールとの力関係からも、ドウデュースが良い状態でレースをすればどのくらい走るかはわかっていると思います。
宝塚記念は13頭ほどの出走になりそうですが、格的にも負けれない一戦にはなってくるので必勝態勢で臨むと思います。
2週前・1週前の調教をみる限り、非常に超抜の動きをしているので楽しみに応援したいですね。
凱旋門賞に挑むドウデュース・タイトルホルダー・ディープボンド・ステイフーリッシュの4頭 - ねこぷろ
3歳で王道路線から、海外や凱旋門賞に挑戦したり、4歳の昨年も紆余曲折などあって勝ちから見放された時期もありました。
いろんな要因で勝てない時期があったとしてもそこからまた勝つっていうことに期待し、それを実現したドウデュースはやっぱりドウデュース&武豊は強い。
強かったとドラマチックにも語れます。
強い名馬にも憧れるものですが、期待通りにいかない中からの復活や勝利など頑張っている馬や騎手にたいして凄いなとか頑張っているなと応援するのも競馬の醍醐味です。
そういうものを求めているのも競馬ファンなので、ドウデュース&武豊騎手はファンからも愛される存在なのだと思います。
無事に頑張って欲しいですね。
できれば今年は凱旋門挑戦をしてもらいたい1頭です。
画像など引用させていただきました
ドウデュース[牡4・鹿毛]
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
13戦6勝[6-1-1-5]
主な勝ち鞍
有馬記念 (GⅠ)
東京優駿(GⅠ)
朝日杯FS(GⅠ)
京都記念(GⅡ)
引用元
JRA 日本中央競馬会 HPから写真を引用させてもらっています。