武豊騎手騎乗で皐月賞に臨むことになったエコロヴァルツ。
共同通信杯での敗退はスローペースでの折り合いをかいた走りが影響して、どスローで流れてあがり勝負の前残りのレースになって5着となりました。
エコロヴァルツのレース前からのテンションをみても、あれだけのどスローで変に折り合える方が良くないレベルのレースでした。
もともと折り合いにも若干難しさがある馬だっただけに、共同通信杯の流れは前進気勢強いエコロヴァルツなら確実にかかる流れでした。
なので負けたといっても共同通信杯の勝ち負けで強さがわかるという内容でもなかったので皐月賞がほんとの実力云々を示すレースとなると思われます。
皐月賞はかなりレベルの高いメンバーがそろってきたようにも思われます。
なのでエコロヴァルツの人気は落ちるでしょう。
朝日フューチュリティでみせた末脚は本物です。
ブラックタイド産駒のキタサンブラックなどに似て、ブラックタイドのスピードなどが出たタイプの馬です。
前進気勢強く前にいくスピードも十分ですが、ためれば脚を使えるタイプなのは間違いないので、武豊騎手がエコロヴァルツの可能性に期待して楽しみにしているのもわかります。
他のお手馬もいた中でエコロヴァルツでクラシックに臨むわけで、気性面では折り合いに難しさはあるけども、能力は高いと判断しているとも思われます。
実際に朝日フューチュリティではナンバーワンのあがりだったり、前走のように大きく折り合いを欠いても、あがり33秒1の脚も使えて最後まで前を追っていたし、コスモス賞なども折り合いに苦しんでも直線だけで他馬に1秒もの大差で勝つなどスピードや能力値は高いので、前走からの巻き返しを期待したいところです。
武豊騎手も前走はしたい競馬が出来なく、先を見据えたレースをしたかった中でできなかったこともあるかもしれませんが、クラシックで非常に気になる1頭です。
前進気勢の強い馬で先行力ある中で、後ろからでも計算ができる中で馬群でどれだけやれるかというのを確認したかったと思うので、共同通信杯のようなどスローだとあんな感じにかかってしまったというのがあると思いますが、それを踏まえて武豊騎手がどういう騎乗をするのかが注目されます。
逃げや先行するだろう馬が何頭かいて、毎日杯を6馬身差勝ったメイショウタバルなどもいるので、ペースはテンとしまいだとハイペースになると思われます。
共同通信杯のようなスローになることなく中山2000mだと流れると思うので、共同通信杯よりメンバーはあがっても良いレースできると予想できます。
エコロヴァルツがどれだけやれるのか注目したいと思っています。
ブラックタイド産駒のエコロヴァルツですが、20年前にブラックタイドで皐月賞に挑んだのは武豊騎手です。
そのときのリベンジを果たして欲しいと思っています。
画像など引用させていただきました
エコロヴァルツ
4戦2勝
朝日杯FS2着
父:ブラックタイド
母:プティプランセス
母の父:キングカメハメハ
コスモス賞時のパドック
引用元
JRA 日本中央競馬会 HPから写真を引用させてもらっています。