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弾ける笑顔。元気印・浪速の腹筋女王・松田瑞生(まつだ みずき)選手(ダイハツ)。2時間22分台で走る能力の高さは出場選手の中でも最上位クラス。気持ちの強さと瞬発力や持久力も上位で本命視される。中心的存在でMGCに臨む。大阪ではリアル陸王とも話題に。

 

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松田瑞生(まつだ みずき)選手とは

 

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松田瑞生(まつだ みずき)


1995年5月31日生まれ

 

大阪市住吉区出身

 

158センチ 

 

大阪薫英女学院高卒業

 

ダイハツ 2014年入社

 

主な代表歴

世界選手権(17ロンドン・10000m)
世界ハーフマラソン選手権(2016)
アジア選手権(2017・10000m)

 

 

www.nekopuro.com

 

自己ベスト

 

1500m

4分21秒45

 

3000m

9分08秒23

 

5000m

15分46秒40

 

10000m

31分39秒41

 

ハーフマラソン

1時間10分25秒

 

マラソン

2時間22分23秒

 

 

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大阪市立大和川中学校時代から

全日中や全国都道府県女子駅伝に出場し

駅伝の強豪校の大阪薫英女学院高校に入学し

強豪校の中で1年から3年連続で全国高校駅伝に出場という素晴らしい成績を残しました。

1年次は2区で区間10位

2年次も2区で区間賞を獲得

3年次はエース区間の1区を走って、区間9位となりました。

 

2012年には都道府県対抗女子駅伝で7区で区間2位

 次の年の都道府県対抗女子駅伝では同じ7区を走って区間賞を獲得しています。

 

大阪薫英女学院高校時代を世代のトップ選手として歩んで、地元大阪のダイハツに入社しました。

 

2014年に入社して

ハーフマラソンや10000mのレースを経験しながら、

2016年の全日本実業団陸上競技選手権大会 10000m で1位に輝き

次の年の日本陸上競技選手権大会2017の10000mで1位になり、

10000mでアジア陸上選手権で銅メダルや

ロンドン世界陸上競技選手権にも出場しました。

ロンドン世界陸上では19位でしたが世界を経験しました。


2017 陸上 日本選手権 10000m 鈴木亜由子選手 vs 松田瑞生選手 息詰まるデッドヒート

 

 

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日本の10000mでトップクラスの実力をつけて、

満を持して2018年にはマラソンに挑戦することに。

 

2018年の1月に地元大阪で行われる

大阪国際女子マラソンで、フルマラソンにデビューとなりました。

腹筋女王とも言われる腹筋の持ち主である松田選手は

初マラソンといえども、10000mなどの実績から、

かなりの期待を背負ってのデビューレースとなりました。

 

そんな期待を背負ってのデビューレースも冷静にトップ集団につけ、レースを進めていき、

20km給水所でスペシャルドリンクを取り損ねた安藤友香選手に自らのドリンクを手渡し、

リアル陸王ともいえる、そのスポーツマンシップの素晴らしさが話題となりました。

 

レースはマラソングランドチャンピオンシップの切符をすでに手にしていた大阪薫英女学院高の1年後輩

の前田穂南選手(天満屋)がかかんにレースを動かしにいきます。

 

 

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ペースメーカーがいるにも関わらず、ペースメーカーの前に飛び出して25キロあたりから後続と差をつけレースを引っ張ります。

 

初マラソンの松田瑞生選手は一瞬自重し、前田選手に引き離されていきますが、

松田選手の勝負勘なのか、松田選手もペースメーカーの前に出て

前田選手を追い掛けはじめます。

ちょっと距離がつきそうな感じだったところを、勝負処と距離を詰めていったのが

その後前田選手をとらえ31Km付近での逆転につながったレースになりました。

 

その判断が遅れていたら前田選手を逆転できたかどうかはわかりません。

初マラソンを2時間22分44秒という好タイムで、

いきなり初マラソンで初優勝して、

MGCへの出場権も獲得しました。


初マラソン松田瑞生が優勝!第37回大阪国際女子マラソン

マラソンでは前田選手の方が経験していますが、

大阪薫英女学院高の1年後輩に初マラソンといえども負けるわけにはいかないという

意地をみたような気がします。

 

そんな猛追からの逆転だったように思えます。

 

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初マラソン初優勝をした大阪国際女子マラソンの勢いのままに

その年の日本陸上競技選手権大会2018の10000mで1位となり

2年連続の日本陸上競技選手権の優勝になり、

その力をみせつけます。

 

2018年9月のベルリンマラソンで2度目のフルマラソンに挑戦。

はじめて海外でのレースに意欲的に参加し、記録を狙いにいきます。

レース序盤から5Km毎のラップを16分台後半と積極的に飛ばし、中間点を1時間10分59秒で通過すると。レース後半も大きくペースダウンせず、2時間22分23秒と21秒ベストタイムを更新し日本女子トップの5位に入りました。

MGCの切符を持っていた天満屋の前田穂南選手や、

ベルリンでMGCの資格をとった天満屋の小原怜選手らにも先着しています。

 

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浪速の腹筋女王とも呼ばれる松田瑞生選手は

元気印の腹筋女王とも呼ばれています。

インタビューでも元気で強気な発言など

松田瑞生選手の特徴にもなっています。

MGCでは本命とも呼ばれる存在なのではないでしょうか。

 

10000mなどでも鈴木亜由子選手などに先着したりしています。

ただ2019年は鈴木亜由子選手などに差をつけられ10位となっています。

マラソンはベルリンから1年空いている感じになっていますが、

おそらくマラソン仕様のトレーニングを重ねてきているのではないでしょうか。

なので今季の10000mでの順位は気にすることがないのかもしれません。

 

鍛えられた腹筋から、レース終盤の厳しいときでも

ペースダウンを抑えれるパワーがある感じではないでしょうか。

 

気持ちも強い選手ですし、

2度のマラソンで

大阪薫英女学院高の1年後輩の前田穂南選手には

2度とも先着しています。

 

タイムも2時間22分台で2度とも走っており、

スピードへの対応力も高いと言えるのではないでしょうか。

駆け引きが予想されるMGCにおいては、

瞬発力や持久力なども含めて、

他の選手と比較しても、上位になると思いますし、

代表候補に近い存在と言えるのではないでしょうか。

 

ただマークされる存在ではあると思うので、

プレッシャーは大きいのではないでしょうか。

松田瑞生選手が中心的な存在になっていくでしょうが、

他の選手も粒揃いで1発勝負では互角とも言えます。

 

マラソンでトップクラスがこれだけ集まるレースはないので、

マラソン2回というのが

経験がものをいうマラソンなので、

そのあたりも注目すべき感じになりそうです。

 

ただ、相関関係や、実績やタイムからみると

本命と呼ばれる存在かもしれません。

レースでどんな松田瑞生選手がみれるのか

楽しみにしたいと思います。

 

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